モテない男がモテるための方法を真剣に考えてみた
「モテたい。。。」
誰もが一度は思うことですが、実現しないことがほとんどだと思います。
ネット上にはモテるためのテクニックがたくさんありますが、それらを勉強しても結局モテませんでした。
そんな時にある本を読んでもう一度「モテるためには?」を考え直して新たな発見がありましたので今回紹介させていただきます。その本は恋愛本ではありません。その本は「自分の頭で考える」ことの大切さを教えてくれた本でした。
~記事を読んでもらいたい人~
- モテるためのテクニックを見てもなかなか行動しても効果がない
- モテるためのテクニックを実践する勇気がわかない
今回紹介する内容を半年前から私自身が実践した結果、
4年間、会話する異性が職場にいなかった私でも1人の女性社員から告白されました。
モテない男の原因を考えてみた
モテるためのテクニックを学んでも自分に自信が持てず、結局は生まれつきの性格や顔によってモテるかどうかは決まってしまうのだと思っていました。
そんな時にある本を読んだときに、「この考え方を恋愛に置き換えてみたらどうなるだろうか?」と思いついて、モテるための方法をもう一度考え直してみました。
この本は、「自分のアタマで考えよう」というちきりんさんの本です。
人の意見や自分の中に蓄積されている知識で判断するのではなく、「自分の頭で考える」ことの大切さと、その方法が書いてあります。
そしてこの本には、自分の頭で考える方法の1つとして「あらゆる可能性を考える」ことが紹介されています。今回はこれを「モテるには?」というテーマとして利用していきます。
モテない原因は自分の頭で考えていないから?
具体的な方法をお伝えする前に、まずモテない原因について思ったことを書きます。
モテないのは、私自身がモテについて自分の頭で考えてこなかったからだと思っています。
例えば、ネットでモテるためのテクニックとして会話、髪形、ファッションなど様々な分野で紹介されていると思います。それらを勉強しても私のように効果がでなかった人たちもいると思います。
理由はネットの情報を見てただ実行するだけではダメだからだと思っています。ネットの情報が間違っているわけではありません。
ネットに書かれている方法は一般的に女性が好感を持つテクニックばかりですが、それをそのまま落とし込んで行動しても、「その時の状況」「相手の好み」などによって相手の感じ方に誤差が生じると思います。
例えばモテるための会話術を学んだときに、ネットに書いている例文と同じ話題を相手がしてくれるとは限りません。そもそも、自分に全く興味を持っていない相手に対して、モテるための会話をしても効果がないこともあります。
自分の状況や、相手の今の好感度を考えて、自分の頭でひねり出したテクニックを考え出す必要があるのだと思いました。
なので、モテるためにはどうすればいいかを「自分の頭で考えること」に効果があるのだと思いました。 「とりあえずこれをやればいい」という安易な考えでテクニックを駆使しても効果は出ないと思います。自分で真剣に考えて選び抜いた方法に価値があるのです。
モテない男を変えるためのマインドマップの活用法とは
では、自分が実施してみた「自分の頭で考える」方法をご紹介します。
ちきりんさんの本では、「分解図」として紹介されていましたが、私はマインドマップに置き換えて考えてみました。
マインドマップとは、ある言葉とある言葉の関連を視覚的に整理した図です。図に書く言葉は何でも構いません。自分の考えを思いつくままに書き出すことで思考を整理することができます。
以下の例では、自分がやりたいことをテーマにして作成したマインドマップです。
最初のテーマから枝がどんどん分かれていき、細かく具体性のある言葉まで分解していきます。また、連想ゲームのようにある言葉から連想される言葉と関連づけることで、新しい気付きを得られることもあります。
マインドマップを作成するメリットとは
自分は、このマインドマップを作成して「モテるためにできることはすべてやる」ことが大切だと学びました。
ちきりんさんの本では考えに抜け・漏れが無いようにする方法が紹介されています。
つまり、「モテるために必要な要素や行動」を全て洗い出すのです。今まで気づいていなかったモテる方法を発見することを目的としています。
(例えば、モテるためには顔がイケメンであることが必須だと思っていたが、誠実な性格である人でも好感が持たれるという事実を知れば、見た目だけでなく性格の改善も挑戦できることに気づきます。)
要するに「本気で考えてみる」のです。
マインドマップはいろんな場面で利用できる
考えの抜け・漏れを無くし、今まで考えつかなかったアイデアを生み出せると話しました。さらに頭の中で考えていた「モテるための方法」をマインドマップという形で目に見えるものに書き出すことで、思考が整理されると思います。
これは、仕事でもプライベートなことでも役立つ方法だと思います。
紙に書きだして頭を整理することは、アイデアを考える仕事の場面や、何かを学びたい時の勉強でも効果が出るはずです。
モテない男を変えるためにマインドマップを作成してみた
では、マインドマップを作成していきます。最初はこの記事のテーマでもある、「モテるためには?」を始点として考えていきます。
[最初の分岐点での気づき]
「モテるためには?」という問いに対して、自分がどうあれば「モテている」と実感できるかを考えてみました。
最初に考えたのは「自分から告白して、OKをもらうこと」でしたが、よくよく考えてみると「相手から告白される」もあることも挙げられます。
最初自分は、「自分が好意を持った相手が、自分のことを好きになってもらう方法」ばかり意識していましたが、モテるということは、「不特定多数の異性から好意を持ってもらうようにする方法」も含まれているということです。
言い換えると、モテるためには
① 好きな人に好意を持ってもらう
こと以外にも
② 周りの女性から告白してもらう(つまり、誰からも好かれる行動をとり、そして好きになってくれた人が自分に告白しやすいようにする)
という別の角度からのアプローチもできそうだなということです。
(②を実現することは①よりも難しいはずですが、マインドマップを作成するときは、「実現可能か?」という観点ではなく、「他にどんな案があるかな?」という観点で作成していきます。理由は新たな発見をするためだからです。)
マインドマップに書き足していきます。
また、「自分から告白することを前提としてモテる方法」を考えるのではなく、「相手が告白しやすいような状況を作り出すための努力をする」というのも別の角度からの考え方だと思います。
フラれることが怖くて告白する勇気が湧かないのであれば、相手から告白してくれるように仕向けることができれば理想的ですよね。
(※繰り返しになりますが、これは実現すること自体は難しいですが、今はそんなことは考慮しません。思いついたことをありのまま書いていくのです。)
マインドマップは自由に作りましょう。
[モテるための要素を考える]
次に「①好きな人に好意を持ってもらう」に対して
自分が告白してOKをもらうための要素を細分化していきます。
これに対する考え方は人によっていろいろと思い浮かぶと思います。
「相手にやさしくし接する」
「自分の気にしているコンプレックスを直す努力をする」
「相手の好きなタイプを質問してみる」
などです。
それらを考える前に、ここで意識することは「あらゆる理由を考えてみる」ことです。
自分は考えに抜け・漏れが無いように「他にはないだろうか?」「すべて網羅できているだろうか?」を考えました。
その時に、
「相手を好きになる」という気持ちは、いったい何によってもたらされるのだろう?と思い、
それは「五感」だと考えました。
単純な話ですが、人は「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の五感によって
身の回りの「もの」を認識しています。
それは「人」に対しても同様のはずです。
なので、この五感に訴えかけるアプローチをすることが、「抜け・漏れのないモテる方法」だと考えました。
マインドマップに追加していきます。
[五感についてアプローチを考える]
①好きな人に好意を持ってもらう
②周りの女性から告白してもらう
の二つにそれぞれ五感の枝が付きました。
ここからはそれぞれの項目について考えていくのですが、自分が好きな相手に対してモテる方法(①に属する方法)と、不特定多数から好意を持ってもらうための方法(②に属する方法)はおおむね一致するため、ここでは①と②の五感に対するアプローチは一緒のものとして扱います。
(もちろん、自分が気になっている相手の好みがわかれば、その相手に適した五感に対するアプローチを考えるのがいいと思います。)
では、それぞれについて考えていきます。
視覚
視覚と聞いて、一番に連想することは、顔です。
当然と言えば当然ですが、イケメンであればあるほど告白は成功するだろうし、告白されることもあります。
なので、ここでは自分の見た目をいかに良くできるかという方法について、思い当たることを書き出していきます。
出てきたことは、
「整形する」
「男のメイク術を学ぶ」
「髪形を変える」
です。実際やるかどうかは置いといて、頭に浮かんだことを書き出します。
あと、ここでも新しい気付きがありました。
確かに、イケメンであればあるほどモテるとは思いますが、それとは別に「顔の表情」も重要ではないか?と思いました。
例えば、顔が整っていても、不愛想な表情の人は印象が良くありません。常に笑顔で明るそうな表情の人であれば、相手の印象が良くなり話しかけるハードルは下がるはずです。
なので、視覚の枝分かれに、「常に笑顔で振舞う」という項目も追記しました。
聴覚
これは耳に入ってくる情報、つまり相手とのコミュニケーションで好感を持つことだと連想しました。
しかし、普段の会話を改善していくことはよっぽど意識していないと難しいと思います。そこで、性格自体を変えてしまえば、無意識に会話にも影響してくるのでは?と考えました。
自分の性格自体を変えていくのも難しいですが、今回は誠実性を向上させることに焦点を当てます。
なぜ、「誠実性」なのかと言うと、メンタリストDaiGoさんの動画で紹介されていましたが、誠実性がある男性は女性からモテるそうです。
誠実性を高めるための動画を以下に掲載しておきます。
嗅覚
ここで自分が見落としていた点は、嗅覚でした。
相手に好意を持ってもらうためには、見た目の改善と、性格(会話など)の改善だと思っていました。しかし、相手との距離が近い場合は嗅覚も効果的だと気づきました。例えば、会うたびに同じ香りの香水をつけて近づけば、会話が無くても、見てもらえなくても香りで認識してもらえることができます。
気になる異性に、「この香りはあの人だ」と認知してもらえる可能性を高めます。
これは、会話する機会が限られている相手に有効だと思いました。
香水はビジネスや学校、用途や環境によって、どの香水が最適であるかが変わってくるようですが、その点を踏まえた香水選びに関するオススメ動画を紹介します。
味覚、触覚
味覚、触覚に関しては、ある程度親密な相手にするものだし、無理にアプローチしたら相手を不快にさせてしまう事もあるため、ここではあまり深堀しません。
簡単に例を挙げると
- 味覚なら、手料理を振舞う
- 触覚なら、好感を与えるさりげないボディータッチの方法を学ぶ
などを考えました。
(しかし、仲の良くない異性からボディータッチされたら、警戒すると思うので注意が必要です。)
以上からマインドマップを作って私が見つけた新しい気付きは、
- 片思いの異性だけでなく、職場で接するすべての人を対象に行動する(そうすれば職場の人からの好感度が上がり、結果的に職場の女性から好かれる(かも))
- 誰に対しても常に笑顔で接する
- 香水をつけてみる
です。
今回はここまでで終わろうと思いますが、先ほど挙げた五感に対する行動をさらに具体的な行動に落とし込みましょう。マインドマップの枝を広げていくことで自分の頭で考えた自分だけのモテるためのテクニック一覧が出来上がるはずです。
完成したマインドマップは以下の通りです。
モテない男から変わることができたのか?
ちょっとくだらない内容だったかもしれませんし、今回考え出したモテるための方法は、他の人から見ると当然の内容かもしれません。何より、「そんなくだらないことを考えているからモテないんだよ」と思われるかもしれません。
確かにその通りかもしれないです。
しかし、これを作ることによって、自分が行動するための軸となる考えは整理されました。整理されたことで自信を持って行動をすることができました。
その結果、4年間職場で気軽に話せる女性社員が1人もいなかった自分に、告白をしてくれる女性が現れました。そしてその女性は、普段全く私が意識していなかった女性です。
モテるために考えた行動のおかげで告白されたのだとは言い切れませんが、「② 周りの女性から告白してもらう」を達成できたことは事実です。職場で接するすべての人を対象に行動したことで、1段階成長することができたと信じています。
恋愛することをあきらめている過去の自分に対して
自分は過去に見た目がすべてだとずっと思っていました。
「香りが良くても見た目がダメだから、どうせ無駄な努力だよ。」と思ってしまう人がいることも共感できます。でもその考え方は間違いだと気づきました。
例えば「自分が不細工」。
これは、あくまで個人の価値観から決めた「ただの執着」です。
また、「不細工はモテない」と言う基準も、不特定の人たちが決めた「判断」です。
実際に女性は不細工を嫌う傾向があったとしても、女性は自分の生活を安定させてくれる人を求めます。それは、金がある人、権力がある人といった衣食住の面で安定させてくれる人だけではありません。メンタル面で安心できる人も求めます。だから女性は誠実性がある男性を好むのだと思います。
要するに、今話しただけでもモテる要素は「顔だけではない」ということです。だったら、もし顔に自信が無いのなら、金や権力やいい性格を手に入れるために努力しましょう、ということです。または、顔がダメなら整形を考えるくらいに真剣に向き合いましょうということです。整形をやれと言いたいのではなく、モテるということに本気で取り組んでみましょう、と言いたいです。
すぐに「自分はモテない」と決めつけてしまう事や、誰かの価値観から下された評価で「自分はダメ人間だ」と考えているなら、それはまだ自分はモテることに「本気」ではないということだと思います。(昔の自分も本気ではなかったということです。)
これは恋愛だけに言えることではありません。他の人間関係にも、仕事にも適応できる考えだと思います。
仕事でも恋愛でも行動が大切だと経験してきました。行動することで多くの学びを得られるからです。しかし、感情が邪魔して行動できていないのも事実です。この自分の感情ともっとうまく付き合っていくためにも、マインドマップを使えば頭を整理して余計な感情に惑わされなくなると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
記事の内容はくだらなかったかもしれませんが、参考にさせていただいた本の内容は、多くのことを勉強になったので皆さんもぜひ読んでみてください。
参考書籍
自分のアタマで考えよう