イライラちゃんとドキドキのブログ

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学校に行かない子供との向き合い方

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・子供の行動が理解できなくて、つい怒りをぶつけてしまう

・うちの子供は悪くないのに、先生や周りの知り合いからの理解を得られない

・誰もわかってくれないし、もう状況は良くならない。なら学校に行かせない方がいいのでは?

 

子供が学校に行きたくないと伝えてきた時や学校に行かなくなった時に、このような悩みを抱える親は、多いと思います。

 

今回はこれらの悩みに対しどのように子供と向き合えばいいのかについて、話していこうと思います。

 

結論から言うと、

  • 何が正しい、何が間違いという基準はいったん置いておき、まずは子供の気持ちに共感する
  • 子供に『今のままだと将来このようなリスクがある』と説明し、『助けが欲しいなら、いつでもサポートするよ』とだけ伝える。(その際、怒りの感情は使わないで話す)

です。

 

では、説明に入っていきます。

 

 

1. 誰が正しい・間違っているという考えを、ひとまず置いておく 

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子供が学校に行かない理由や原因は様々だと思いますが、子供と接する親がまず最初に考えておくべきことは、『○○さんは正しい・間違っている』という思考をいったん切り離すことです。

 

例えば学校に行かない理由として、人間関係の問題が多く挙げられると思います。

先生、保護者、友達などと仲が悪くなり、主張が対立してしまい学校に行かなくなってしまう場合などです。

 

その時、『うちの子供が悪い』『先生の対応が間違っている』『あの友達が先に手を出したから、悪い』『あの保護者の意見は、間違っている』などの判断をすると思います。

 

そして『誰が間違っている・誰が正しい』という判断をした時に、怒り・悲しみ・不安などのネガティブな感情が湧き出てくるはずです。

 

例えば『うちの子供は悪くない。悪いのは友達の方だ』と思ってイライラしたり、『学校の対応が悪かった。もうあの学校は信用できない』と感じて不安になった経験はあるのではないでしょうか?

 

そんな時は、辛い気持ちに悩まされると思います。

 

でも、まずは『誰が間違っている・誰が正しい』という判断を忘れて、『これから子供の問題を解決するためには、どうすればいいか?』という思考に切り替えましょう。

 

その理由は、『誰が間違っている・誰が正しい』という判断は、先ほど説明した通りネガティブな感情を引き起こしてしまいます。

 

ネガティブ感情に支配されると、人は冷静な判断ができなくなってしまうからです。

 

なので、これからお話しする『これから子供の問題を解決するためには、どうすればいいか?』という思考に沿った解決策を紹介します。

 

 

2. 会話する時は、子供への共感を最初に行う

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子供との触れ合いにおいて最初に大事なことは、『親の意見を伝えることではなく、子供の気持ちに共感すること』です。

 

仮に自分の子供が悪さをして、その結果学校に行かなくなったとしても共感をしましょう。

 

先程も話しましたが『誰が間違っている・誰が正しい』という思考はいったん忘れます。

例え『子供が間違っていた』場合も同様です。

 

では、なぜ最初に共感をすることが大事なのかと言うと、人は信頼している人の話しか受け止めないからです。

 

親の主張が客観的に見て正しくても、子供は自分の意見を否定してくる人は敵だと思ってしまう場合が多いです。

例えば、喧嘩した友達や、怒ってきた先生、間違いを注意しようとする親は、全て自分の意見を否定している存在だと認識してしまいます。

 

そんな相手に対して、お子さんは心を開くでしょうか?

自分の気持ちを否定する相手の言うことに、耳を傾けるでしょうか?

 

注意してくる相手の意見は命令だと受け取ってしまい、最初はその命令に従うかもしれませんが内心は不満を持っているため、根本的に子供の抱える問題を解決することはできません。

 

仮に子供が間違ったことをしたとしても、問題行動をしてしまった子供の気持ちに寄り添うことが重要なのです。

 

 

3. 問題を起こした子供には、どうやって共感するの? 

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『子供の気持ちに寄り添って』 と言われても、、、、

 

『子供がなぜ悪さをしたのかが、理解できない。』

『他人に迷惑をかけた子供に対して、どうやって共感するのか?』

 

と疑問に思う人もいらっしゃるかもしれません。

 

特に子供自身が問題を起こしてしまった時は、子供の行動理由が理解できないと思います。

ですが、子供の行動理由は『人間の欲求やネガティブ感情』から来るものであり、これは子供だろうが大人だろうが誰もが持っている人間の本能的な部分です。

 

例えば、

  • 目立ちたくてやった、自分はすごいんだと認めさせたくてやった
  • 悪口を言われて惨めな気持ちになって、それを否定したくて怒った
  • 失敗したら恥ずかしいと思って、問題を隠していた

 上記の内容はよくある子供の問題行動の理由です。

これって、大人の社会でもよく起こることではないでしょうか?

 

  • 上司に仕事ができる人だと評価されたいから、他人を蹴落とす
  • 裏で陰口を言ってくる同僚を、いつか復讐してやりたい
  • 仕事でミスしたら昇格できないから、自分の失敗は報告しないでおく

 

会社に勤めていれば、1度や2度は耳にすることではないでしょうか?

大人の社会はこれらの問題が見えづらく、学校だと見えやすいだけの違いなのです。

根本的な問題の根底にある原因は、誰もが持っている人間の本能的な部分にあります。

 

つまり何が言いたいかというと、子供の問題行動は大人も理解できるはずだという事です。

 

『そうはいっても、私が子供の頃は学校に行くのが嫌だった時期もあるけど、それでも我慢して行っていた。』

 

と思われる方もいらっしゃるはずです。

 

そうだとしても、人は時と場合によって感情によって振り回されることや合理的に考えられない事が起こるという点では、誰もが同じなのです。

 

小さい事だとダイエット中にチョコレートを我慢できずに食べてしまうことから、カッとなって人を刺してしまうことまで幅広いです。

 

スケールの大小はあっても感情をコントロールできないという点において、上記の例は共通しています。

 

だから子供の考えを理解できないと思っている人は、『子供の考えはきっと人間の欲求や感情からくるものなのだ』と少しだけでもいいので子供に歩み寄ってみましょう。

 

 

4. 共感するためのポイントは、『好奇心』

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先ほど子供の気持ちを共感することは、誰にでもできるはずだと話しました。

 

しかし、『どうやって話を聴いてあげればいいかわからない』と言う人もいらっしゃるはずです。 

 

その疑問の解決策のカギとなるのは、自分が『いま熱中している事』です。

 

突然ですが、あなたがハマっている趣味や好きな芸能人・アイドルを想像してみて下さい。

例えば、好きな音楽アーティストがいたとします。

 

彼らに対して『もっと知りたい』と思ったことはないでしょうか。 

  • 私生活は、どんな感じなのだろうか?
  • ライブで彼らが話したあの言葉ってどんな意味なんだろうか?
  • 曲を作る時、どんな風にして作っているのか?
  • どうやって今のメンバーが集まったのか?
  • 成功している彼らでも、辛い時はあるのだろうか?

 

好きであればあるほど『もっと彼らのことを知りたい』と思っているはずです。

 

これを、好奇心と呼びます。

 

ではこの好奇心を、子供に向けてみるとどうでしょうか?

 

子供が何か悪さをしたとしましょう。

それに対して子供に好奇心を向けてみると、以下のような疑問が湧いてくると思います。

  • 何が原因で、ムシャクシャしていたの?
  • どうしてあの時あんな行動をしたの?
  • その時、どんな気持ちだったの?
  • 先生に注意された時、どんな感情になった?
  • ずっと前から、その友達に対して嫌な気持ちを抱いていたの?

 

これらの質問は、子供の気持ちや価値観を理解するきっかけを作ってくれます。

 

もし好奇心よりも悪さをしたことに対する怒りの方が強くなってしまう場合は、先ほど挙げた例で説明するなら、『もし好きなアーティストが問題行動を起こした時、自分は何を知りたいか?』を考えてみましょう。

 

そこで湧き出てきた質問を、そのまま子供に問いかけてみましょう。

 

ただ1点注意するべきことは、これらの質問に対して子供がどんな回答をしてきたとしても感情的になってはいけません。

 

もしあなたの好きなアーティストが活動休止をしていた理由を知ったとしても、あなたはそれに対して怒ったり悲しんだりはあまりしないはずです。

 

むしろ『あの時、そんな気持ちだったんだ。』と納得した気持ちになると思います。

 

つまり子供の発言に対して『良い悪い』の意見は言わずに、ただ話を聴いてあげましょう。

 

でも明日から子供に質問しても、すぐにちゃんと答えてくれるとは限りません。

すぐに心を開いてくれる子供は少ないと思います。

 

例えそうだとしても親は好奇心を持って時間をかけて、じっくり子供と向き合うことが大切です。 

 

 

5. 親が子供にしてあげられることは、2つだけ 

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子供の気持ちに寄り添うことができたなら、次に子供に伝えることは2つだけです。

 

ただ何度も言いますが、この時も子供の行いに対して『あなたは間違っていた、あなたの判断は正しかった』などの意見は言わないようにしましょう。

 

それらの意見を伝えたところで、何も前には進みません。

 

子供に伝えることは大きく分けて以下の2つです。 

  1. 学校に行かない事が、どんな影響をもたらすかを伝える
  2. いつでも困った時は、サポートすると伝える

 

この2つだけです。

それぞれについて、説明していきます。

 

1. 学校に行かない事が、どんな影響をもたらすかを伝える

 

まずは子供の言動や行動が招いた結果に対して、どんなメリットがあるか?どんなデメリットがあるかを説明しましょう。

 

大切なのは学校に行かないデメリットだけでなく、メリットの部分にも触れることです。

学校に行かない事のメリットとデメリット、反対に学校に行くことのメリットとデメリットの合計4つについて話しましょう。

 

あくまでこの段階では『子供に知識を与える』ことを目的としています。

理由は親から受け取った知識から、子供が今後の人生について自分で考えさせるためです。

 

注意することは子供に知識を与えることと、親が子供の進路を決めてしまうことは違うという点です。

前者はあくまで選択肢を提示するだけであり、後者は指示や命令の意味合いが込められています。

 

子供の将来が心配な気持ちも分かりますが、親が子供に対して必要以上にぐちぐち言ってしまうと、子供が心を閉ざしてしまう原因にもなり逆効果になってしまいます。

 

 

また、もし子供が学校で問題行動を起こしてしまった場合は、『それをしたことで周りがどんな不快な気持になったのか?』『その問題行動を続けると、将来どんな支障がでるのか?』という事も伝えてみましょう。

 

これらの内容を子供に伝える際には、感情的になってはいけません。

例えば人に何かを説明するときに、怒りの感情は必要ないですよね?

 

同様に子供に対しても怒らず、ただ先生のように知識を分け与える感じで話してみましょう。 

 

 

2. いつでも困った時は、サポートすると伝える

 

次は、『いつでもあなたのことを助ける』『辛くなった時は親に頼っていいんだよ』と言うメッセージを伝えることです。

  

ここでのポイントは、親の助けが必要かどうかの判断は、あくまで子供にゆだねるという事です。

 

よくあるケースが子供が助けを求めてもいないのに、親が勝手にあれこれと手助けをしてしまうことです。

 

実はこれは子供にとってネガティブな感情を引き起こしたり、自分の頭で考える機会を奪ってしまったりするリスクがあります。

 

子供の将来を思って、手厚く保護したくなる気持ちも分かります。

子供はまだ正常に判断ができないから親が進路を決めてしまったほうが良いという意見もあると思います。

 

でもそれだと、自分1人では何も判断できない子供に育ってしまいます。

自分で考えて何かを決める機会を失ってしまい、親が全て決めてくれるから考えなくてもいいという思考が根付いてしまいます。

 

なので子供が『親は信頼できる人』だと思ってくれるように、『いつでも助ける』というメッセージだけは伝えておきましょう。 

 

中には本当は助けて欲しいのに、なかなか助けて欲しいと口に出せない子供もいます。

そういう場合は普段から子供の意見に共感する習慣を作っていきましょう。

信頼を高めることで、助けを求めやすい環境を生み出していくのです。

 

 

まとめ

子供が学校に行かなくなってしまったら、親子ともにメンタル面で不安定な状態の時もあると思います。

でももし『正しい・間違っている』という思考にとらわれてしまっているなら一度振り返ってみると、新しい可能性が見えてくると思います。

 

以上で、学校に行かない子供との向き合い方についての説明を終わります。

 

 

猫の涙が止まらない理由が、意外な原因だった話

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飼っている猫ちゃんの涙が止まらなくて、大変だったの

涙の原因は、目の病気以外にもあるんだね。

 

私が飼っている猫ちゃんが、涙が止まらない症状にかかってしまったことがあります。

 

その原因が意外なところにありました。

 

それは、肥満です。

 

動物病院に行っても原因を見抜けない場合もあったので、同じ症状の猫ちゃんを飼っている飼い主さんは、参考にしてみて下さい。 

 

 

猫ちゃんの種類によって、涙は出やすくなる 

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まず最初にお伝えしたいことは、猫には涙が出やすい種類がいます。鼻が短くて、顔がぺしゃんこみたいな顔の猫ちゃんです。

例えば、『エキゾチック』という種類の猫ちゃんです。(エキゾチックは、こんな顔をしている猫ちゃんです。)

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理由は『鼻涙管(びるいかん)』と呼ばれる涙腺に溜まった涙を鼻に流すための部位が、狭いからです。『鼻涙管』が詰まったり狭くなってしまったりすると、行き場を失った涙が目からこぼれ落ちて、涙が止まらなくなります。

(ちなみに、涙が止まらなくなる病気を『流涙症(りゅうるいしょう)』と言います。)

 

つまり、もともと涙が出やすいネコちゃん、出にくいネコちゃんがいるってことなんだね。

 

 

 

『肥満』が涙の原因!?

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そして猫の種類以外にも、肥満によって涙が出やすくなる可能性もあります。

 

顔にお肉が付きすぎてしまうと、脂肪によって『鼻涙管』が圧迫されます。

これにより本来ならば鼻から鼻水として流れる水分が、目から出てしまい涙が止まらなくなるのです。

 

実際私が飼っている猫ちゃんは、平均的な体重よりも1kgほど重くて肥満体型です。加えて鼻の長さが短い種類だったので、余計に涙は出やすかったのだと思います。

 

これを機に食事の量を抑えて、エサも健康的なフードに切り替えました。

 

チュールあげすぎてたかも、、、これからは気を付けよう。。

 

 

もちろん目の病気の可能性もあるので、ちゃんと病院で診てもらおう

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今回話した涙の原因は一例であり、涙の原因が目の病気である可能性は十分にあります。なので小さな異変でも、気づいたらすぐに病院に行って診てもらった方がいいなと今回の件で学びました。

 

ただ最後にお伝えしたいのは、読者の方たちの猫ちゃんに何か異変が起こったら、複数の動物病院で診てもらうものいいのでは?ということです。

 

今回の涙の件で病院に連れて行ったのですが、原因が肥満だと判明したのは2件目の動物病院に行った時でした。1件目の動物病院では原因が不明で、とりあえず猫用の目薬をもらって使っていたのですが、涙は止まりませんでした。

(肥満による鼻涙管の圧迫が原因なので、目の炎症を抑える目薬では治らかったのです。) 

 

猫ちゃんを病院に連れて行くのは大変ですが、症状の原因が早く分かった方が安心ですよね?

人間と同じで少しでも信頼できる動物病院を探すことも、ペットのためになると学びました。

 

 

以上で、猫ちゃんの涙が止まらない原因についての説明を終わります。

 

悩み続けてしまう原因【『思考』と『フュージョン』が鍵です】

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いつもいつも同じ悩みにクヨクヨしちゃうんだよね、、、

消えない悩みって辛いよね。

 

私は過去の出来事を引きずって、同じ悩みに何度も苦しんだ経験があります。

 

そんな時、『ACT』というネガティブ感情への対処法を知りました。

 

ACTは、よくあるポジティブ思考とは違う解決策を提示してくれて、ACTを実践していくことで昔よりも心が楽にして過ごせることができました。

 

もし皆さんが様々なネガティブ対策をやってるにもかかわらず悩みに苦しんでいるなら、ACTの基本部分となる『悩みの原因』について知ってみてはいかがでしょうか。

 

今回は、あなたを苦しめるモノの正体を解き明かしていきます。

 

結論から先に話すと、悩みの正体は『思考』が『フュージョン』することです。

 

では、『思考』と『フュージョン』について説明していきます。

 

【参考書籍】

 

『思考』って何?~あなたの中の思考を呼び出してみる~

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最初に、『思考』ってどんなものについてかを説明します。

 

思考を簡単に説明すると、頭の中に勝手に浮かんでくる言葉(もしくは絵、もしくは音)です。

 

上の説明だけだと、実感できないですよね?

 

では実際にあなた自身で、『思考』がどんなものなのかを体験してみましょう。

 

思考を呼び出すには、目を閉じるだけです。

 

このブログを読むのをいったん止めて、目を閉じて何もせずに30秒間くらい過ごしましょう。

 

心の中から、何か思ったり感じたことはないでしょうか?

 

  • 『何もしないって退屈だな』
  • 『今日のご飯は何食べようかな?』
  • 『明日も会社行くの嫌だな。書類作成するのも面倒だし。』
  • 『あの人に会いたくない。また悪口言われそうだし嫌だな。』

 

ありきたりな内容や、いつも抱いてしまっている不安などが思い浮かんでこなかったでしょうか。

 

目を閉じた30秒の間に色々な言葉が浮かんでくる場合もあれば、1つの内容について何度も繰り返し同じ内容が浮かんでくる場合もあるともいます。

 

このような頭の中に勝手に浮かんできたモノ全てを、『思考』といいます。

 

思考は、いつでもあなたの中に現れては消えてを繰り返します

 

そして思考はあなたが不安に思っている事、恐がっている事、惨めな気持ちにさせる事も囁いてきます。

 

ただ覚えておいて欲しい事は、このようなネガティブな思考が湧いてくること自体に問題はありません

 

つまり不安や恐怖などのネガティブな考えが浮かんできても、それが悩みの直接的な原因ではないという事です。

 

では次に、悩みの直接的な原因となってしまう『フュージョン』について説明していきます。 

 

【まとめ】

  • 『思考』は常にあなたの頭の中で、囁く言葉である。
  • 『思考』は重要な事も、どうでもいい事も常に囁き続けている。

 

 

悩みの正体~『フュージョン』とは?~

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フュージョンとは、『思考』に『囚(とら)われる』ことです。

 

具体例を出して、説明していきます。

 

例えば、

  • 好きな人を目の前にした時
  • 大事な会議の直前
  • 勇気を出して誰かに話しかける時
  • 新しい挑戦をする前

 

あなたの心臓はドキドキして、不安、緊張、恐怖などを感じているはずです。

 

その時のあなたは「私って今まさに緊張している」と思って自分を客観視することができないはずです。

 

その時のあなたの頭の中はきっと、

  • これから自分がどう行動するのが正解か?
  • 周りからどう思われているか心配だ
  • 失敗して恥をかかないか?

 

などの思考でいっぱいになってしまって、他のことを考えている余裕なんて無いはずです。

 

この状態をフュージョンと言います。

(1つのことに集中しすぎてしまい、周りが見えなくなっている状態だとイメージしてください。)

 

ちなみに『周りからどう思われているか心配だ。』という気持ちの時も、実は客観視できておらずフュージョンしている状態です。

 

なぜならあなたの心は『周りから自分がどのように見えているか?』という事よりも、
自分が『変な奴だ』と見られることに対する不安や恐怖に囚われているからです。

 

 

~思考とフュージョンすることで、『悩み』が生まれる~

 

最初の方に話を戻すと、悩みの原因は『思考』が『フュージョン』してしまうことです。

 

頭の中で湧いてきた思考をあなたが信じ込んでしまったり、必要以上に反応し続けてしまうことが悩みの原因です。

 

繰り返しますが、思考が頭の中で湧いてきてしまうこと自体に問題はありません。

 

湧いてきた思考に対する反応の仕方に問題があるため、あなたは苦しんでしまうのです。

 

これが、悩みの正体なのです。

 

【まとめ 】

  • 頭に浮かんだ思考を本当のことだと信じてしまうと、ヒュージョンした状態になる
  • フュージョンした状態では、周りに意識が向けられずに物事を客観視できない傾向がある

 

『思考』は迷惑な存在なの?

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ここまで思考について話してきましたが、最後に覚えておいて欲しいことは思考は迷惑な存在ではないという事です。


思考があったからこそ、私たちの祖先は危険を回避して生き延びることができました。

 

思考は人間が生き延びるために備わった、大切な機能とも言えます。

 

悩みに苦しんでしまうのは、思考の悪い部分の影響を大きく受けてしまっているからです。

 

思考のメリットを活かすためには、思考の取捨選択をすることが大切です。 

 

先ほど目を閉じて思考を呼び出した時に体験したと思いますが、思考はどうでもいい内容の内容も囁いてきます。

 

なのであなたにとって必要な思考は大切にとっておき、不要な思考は受け流すことが大切です。

 

ただよく間違って認識されるのが、思考の内容が事実か?そうでないか?で思考の取捨選択をしてしまうことです。

 

思考が事実の内容を囁いてきたら、これは無視できない思考だと判断してしまう場合が多いと思います。

 

結論から言うと、思考が発する内容が事実かどうかは関係ないです。

 

大切にするべき思考は、あなたが前に進むための行動を促してくれる内容です。

~思考に対する捉え方のまとめ~

【やってはいけない思考の判断基準】

  • 事実か?嘘か?

 

【悩みに苦しまない思考の判断基準】

  • 前に進めるか?
  • あなたの問題を改善するための行動につながるか?

 

今回は、悩みの原因についてお話してきました。

 

悩みの原因を知ることだけでも、見えない敵を認識することにつながります。

 

おわり。

 

 

全粒粉の違い【手作りパンは、粉の違いで何が変わる?】

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パンを作るための全粒粉は、どんなものを買えばいいの?

メーカーによって、作りやすさや仕上がりが変わってくるかもね。

 

『パン作りに使う全粒粉は、どれを選べばいいの?』

 

今回は、この疑問にお答えしていこうと思います。

 

結論から言うと、

【粒子の細かい全粒粉】

→こねやすくて初心者におすすめ

 

【粒子の荒い全粒粉】

→こねづらいけど、全粒粉の粒や風味をしっかり感じられるパンに仕上がる

 

具体的な商品もご紹介するので、参考にしてみて下さい。

 

 

1. きめの細かい全粒粉は、初心者におすすめ 

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まずは、さらさらとしたパウダー状のような、きめの細かい全粒粉の紹介です。

 

具体的な商品は、こちらです。

(この商品は、スーパーなどの店舗でも売っていると思います。)

 

この商品の粒の細かさは、強力粉と同じくらいだとイメージしてください。

 

一般的な全粒粉はグルテンの量が少ないため、生地をこねるとベタ付きやすい特徴があります。

 

ですがこちらの商品は粒子が細かいため、生地がまとまりやすいです。

 

 

なのでパン作り初心者の人でも、生地がベタ付かずにコネやすいと思います。

 

ただ粒子の細かい全粒粉のデメリットとして、全粒粉の風味や味わいが薄れてしまうという特徴もあります。

 

全粒粉の触感・風味・味わいをしっかりと楽しみたい人にとっては、こちらの商品だと物足りなさを感じるかもしれません。

 

全粒粉パンがどんな味なのか体験してみたい人や、そこまで小麦の強い風味や味わいを求めていない人は、最初にこのタイプの粉を購入するのがいいと思います。

 

実際にこの商品を使ってパンを焼いてみたけど、全粒粉の味はちゃんと感じられたよ。

 

 

2. きめの粗い全粒粉は、粒感や風味を味わえる 

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きめの粗い全粒粉は、 このような商品です。

 

強力粉と比べて、粒の大きさが全く違います。

(強力粉はサラサラな感じで、こっちはザラザラする感じ)

 

仕上がったパンを食べてみると、全粒粉のつぶつぶをちゃんと感じられるような触感です。

 

また全粒粉の風味も、粒子の細かいタイプよりも強いと感じました。

 

こちらの商品を使えば、しっかりと全粒粉らしいパンを作ることができます。

 

ただ、生地をこねる時はベタベタしやすいです。

 

強力粉とブレンドして使うのが、前提だと思ったほうがいいかもしれません。

 

全粒粉の割合が50%~60%くらいまでなら、こねやすいと思います。

(全粒粉と強力粉の割合が、5:5くらい)

 

これ以上この全粒粉の配合を増やしてしまうと、生地がまとまらなくなる可能性があります。

 

全粒粉はそもそものグルテンの量が少ないため、いくらコネ続けても強力粉で作った生地のようにはまとまりません。

 

パンを作るのに、少し癖がある粉だと思ってください。

 

グルテンが少ないってことは、発酵する時の生地の膨らみもいつもより小さくなるよ。

 

 

3. まとめ

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パン作り初心者さんには、作りやすさの点できめの細かい全粒粉をオススメしますが、どちらがいいかは、お好みです。

 

全粒粉の風味が好きでしっかり味わいたい人は少し作りづらいですが、きめの粗い全粒粉を使ってみるのもいいと思います。

 

粉が違うことによって、どれだけパンの仕上がりが変わるのかを確かめてみるのも面白そうですね。

 

今回紹介した全粒粉は、こちらになります。

 

興味のある人は、チェックしてみて下さい。

 

以上で、全粒粉についての話を終わります。

 

終わり。 

 

パン作りに必要な道具まとめ【最低限パン作りに必要な道具を厳選】

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パン作りって、普通のキッチン用品があれば作れるの?

持っておくと便利な調理器具が、もしかしたらあるかも。

 

 

『パン作りって、どんな道具があればいいの?』

 

そんな疑問を解決するために、今回は最低限パン作りに必要な道具をまとめました。

 

それぞれの用途について、説明していきます。

 

1. カード

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カードとは、下のような手のひらサイズの平べったいプレート状のものです。

 『スケッパー』とも言います。

 

これは、以下3つの点でとても便利です。

  1. 材料を混ぜる
  2. 生地をこねる
  3. 生地を切る

 

①材料を混ぜる

小麦粉や水などを混ぜる時に使います。

カードの便利なところは、ボウルや手にべったりついた生地が取りやすいことです。

 

混ぜる時はケーキ作りなどでよく見るヘラを使ってもいいですが、カードは他の作業でも役立つので洗い物が少なくなります。

 

②生地をこねる

カードは柔らかすぎてベチャベチャする生地を混ぜる時に、特に役立ちます。

 

生地をこねる時のカードの使い方は、カードを斜めにスライドさせながら生地を丸めるように動かします。

 

こうすることで、生地がまとまりやすくなります。

 

また、こね台にべったりついた生地もカードを使うと集めやすいです。

 

③生地を切る

カードを使って生地を切り分けたほうが、切りやすいし正確な量を切り分けることができます。

 

また生地を切る際に、手でちぎるのは良くないと言われています。

 

理由は、こねた際にできるグルテン(生地のもっちり感を出す成分)が崩れてしまうことや、生地の中の空気が多く逃げてしまうからだそうです。

 

 

カードは1枚持っておくだけでもパン作りが快適になります。

 

そこまで値段も高くなく、100均にも置いてあるので買っておいても損はないと思います。

 

 

2. 大きめのボウル

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材料を混ぜたり発酵させるための器として使用するボウルは、大きめのほうがいいです。

 

理由は混ぜる時に粉が飛び散りやすいからと、 発酵によって生地が2倍ほど膨らむからです。

 

もし次に話す『生地のこね台』を使わない場合は、ボウルでこねる方法でもいいです。

 

その場合は大きいボウルの方がこねやすく、生地をまとめる成分のグルテンも発生しやすいと思います。

 

理想的なボウルのサイズは、作るパンの大きさが2倍に膨らんでも十分に収まるくらいの 大きさが望ましいです。

 

 

3. こね用の台

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パン生地の発酵を成功させるためには、生地をよくこねることが重要になってきます。

 

そのため、こね台はあった方がいいと思います。

 

どうしても用意したくない場合は、大きめのまな板やボウルでも代用は可能です。

 

生地のこね方は、生地をまとめた後に遠くに生地を伸ばすイメージです。

 

伸ばした生地をまた手前に集めて、また伸ばすの繰り返しです。

 

生地が台に広がってこねづらくなったら、カードを使ってかき集めましょう。

 

また柔らかい生地の場合は、台に軽く強力粉を振りかけてから生地をこねましょう。

 

 

4. 計量器

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パンは材料の分量が少し違うだけで、食感や風味が変わってきます。

 

そのため分量はきちっと量った方が、正確にパンを作ることができます。

 

理想は1g単位を量れる計量器があると便利です。

【こういう感じの計量器です】

 

とはいえ、わざわざ計量器を買うのが面倒だと思う人もいますよね?

 

その場合はずぼらな感じになってしまいますが、計量スプーンとお米を炊くときに使う計量カップを使って作ることもできます。

 

計量スプーンと計量カップを使ってパンを作る方法は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

 

 

5. オーブンレンジ

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パンを焼く時に必要です。

 

炊飯器やフライパンでも焼く方法もありますが、最初はオーブンで焼いた方が簡単です。

 

基本的に200℃の温度で焼けるオーブンであれば、パン作りには問題ないと思います。

 

またパンを乗せる天板の高さを調節できるタイプや、30~40℃ほどで温められる発酵機能が備わったオーブンがあるとより便利だと思います。

 

 

6. クッキングシート

 

クッキングシートはパンを焼く天板の上に敷いて、その上にパン生地を乗せて焼きます。

 

食パンを作る場合などは、金属の型に入れて焼くためクッキングシートはいりませんん。

 

ただ食パン以外を作るのであれば、使い捨てのクッキングシートを使うのが個人的に楽だと思います。

 

 

7. サランラップ・ふきん

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料理で使用する消耗品なので、新しく購入する必要はない物だと思います。

 

サランラップは、パン生地を発酵する時に乾燥防止のためにボウルにラップします。

 

また、ベンチタイム(生地を休ませる作業のこと)や、2次発酵の時にもパン生地を覆うようにしてラップを使います。

 

ふきんも用途としてはサランラップと同じです。

 

柔らかい生地の場合はラップだとくっついてしまうことがあるため、少し湿らせた濡れふきんをかぶせて発酵やベンチタイムを行います。

 

 

まとめ

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以上で、パン作りに最低限必要な調理器具などを紹介しました。

 

最初に紹介したカードは 、安くて持っていると便利なので1枚は用意しておいた方がいいと思います。

 

その他は台所にある道具も多いので、買い揃える手間はあまり感じないと思います。

 

手作りパンを作ってみたい人は、参考にしてみて下さい。

 

終わり。 

 

パン生地に具材を混ぜるタイミングは?【チーズ・レーズンなどを混ぜる時はいつ?】

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パン生地に色んな具材を入れて、作ってみたい!

レーズンやチーズを入れて、アレンジをしてみよう。

 

プレーンのパンを作れるようになったら、今度は色んな具材を入れたアレンジをしてみたいですよね?

 

今回は、 『チーズ』『ドライフルーツ』を混ぜ込んだアレンジをするときのポイントを紹介します。

 

結論から言うと

 

①レーズンなどのドライフルーツは、生地のこね終わりに混ぜる

 

②チーズは、ベンチタイムが終わったら混ぜる

 

 

では、詳しく説明していきます。

 

 

ドライフルーツは、しっかり生地になじませるのが大切

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ドライフルーツを生地と混ぜるタイミングは、生地をこね終わった時です。

 

でもその前に、ドライフルーツの下処理をしたほうがいいです。

 

というのも大抵のドライフルーツには、くっつき防止のために油や砂糖がコーティングされています。

 

これをそのまま生地に入れると、うまく生地になじんでくれません。

 

なので、そのコーティングを熱湯で落としましょう。

 

【ドライフルーツの下処理の方法】

 

①熱湯にドライフルーツを1分くらい浸す

熱湯をかけることでドライフルーツのコーティングがはがれること以外にも、水分がフルーツに入って生地になじみやすくなります。

 

②熱湯を切って、ドライフルーツの水気をペーパーでふき取る

熱湯に浸したドライフルーツは、キッチンペーパーなどで表面の水気を切っておいてください。

 

 

ドライフルーツのコーティングを落としたら、こね終わった生地に混ぜていきます。

 

ドライフルーツを入れた後の生地の混ぜ方は、以下を参考にしてみて下さい。

【生地とフルーツの混ぜ方】 

 

  1. 生地を伸ばす
  2. ドライフルーツを生地に散りばめる
  3. 横に3つ折りにする
  4. 縦に2つ折りにする
  5. 再び生地を伸ばす
  6. 手順の『3.』~『5.』を3~4回ほど繰り返す

 

混ぜ終わったら、後は通常通りに『1次発酵』→『ベンチタイム』→『2次発酵』→『焼き上げ』をしてください。

 

焼くときの注意点は、ドライフルーツが生地の表面に出た状態で焼くと焦げてしまうことです

 

生地の成形をする際は、ドライフルーツはなるべく生地の内側にしまい込むようにしましょう。

 

 

 

チーズはベンチタイム後に入れて、高温でカリッと仕上げる

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次は、チーズを入れた生地の説明です。

 

ドライフルーツと違ってチーズは焼くと溶けるので、なじませる必要がありません。

 

なのでチーズを混ぜるタイミングは、生地が柔らかくなったベンチタイム後です。

 

ちなみにベンチタイムとは1次発酵が終わった生地を切り分けて、10分~15分ほど休ませる作業です。

 

ベンチタイムを行うことで生地が柔らかくなり、パンの成形が楽になります。

 

混ぜ方は以下の通りです。

【チーズの混ぜ方】 

 

  1. 縦長に広げた小判型の生地に、チーズを散らばせる
  2. 生地を下からクルクルと巻いていく
  3. 巻き終わりの部分はしっかりと閉じる

 

また焼き方のポイントは、高温でカリッと仕上げることです。

 

焼く温度は、230℃で12~15分くらいがいいかなと思います。

(大きいサイズのパンを作る場合は、もっと時間は長い方がいいです。)

 

また中までちゃんと火が通るようにするために、焼く直前に生地の上表面に切れ込みを入れておきましょう

 

そして使用するオーブンが天板の位置を調整できるタイプなら、一番上の段に天板をセットして焼きましょう。

 

しっかりと表面に焼き色が付けて、中のチーズもちゃんと溶けたほうが美味しいパンに仕上がるはずです。

 

 

まとめ

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今回のポイントを整理します。

ドライフルーツのパンを作るなら、

  • フルーツは下処理をしてから混ぜる
  • フルーツは生地をこね終ってから混ぜる

 

カリッカリのチーズパンを作るなら

  • チーズは二次発酵前のベンチタイムが終わってから混ぜる
  • 高温でカリッと焼き上げる 

 

 

今回は、ここまで。

 

以上で、パン作りで具材を混ぜるタイミングの説明を終わります。

 

べっちょべちょの生地で、パンを焼いてみた!【水分が多すぎるパン生地は、どうなるの?】

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パン生地の水分を限界まで増やすと、どうなるんだろう?

ちゃんと焼けるのかな??

 

 

『水を入れすぎて、生地がべっちょべちょになっちゃった、、、』

 

パンを作る時、水を入れすぎてベチャベチャになってしまった経験はありませんか?

 

そんな時は小麦粉を足していい感じの柔らかさに調整するのが一般的ですが、今回はあえてベチャベチャな生地のまま焼いてみました。

 

どんな仕上がりになるのでしょうか?

 

結論から言うと、中はもっちり外はカリッと食べごたえのあるパンに仕上がりました。

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チーズと相性が良さそうなパンが出来上がって、個人的には満足しました。

(作るのが大変だったけど、、、)

 

 

ラクに作りたいなら、水分量はちゃんと分量を守って作ったほうがいい。

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今回の材料と分量は、以下の通りです。

【ベチャベチャ生地の材料と分量】

 

結論から言うと、圧倒的に作りづらかったです。

 

ベチャベチャしすぎて、手やヘラに生地がくっつくきまくって大変でした。

 

生地の作り方は、通常とは少し異なります。

 

手ゴネだとまとまらないので、ボウルの中でヘラを使って混ぜました。

 

ですが、ヘラで混ぜるだけではコネ不足で生地が膨らみません。

 

そこで、最初に水と強力粉&薄力粉だけを混ぜて20分ほど寝かしてから、残りの材料を混ぜる作り方をしました。(YouTubeで見た作り方を参考にしてみた)

 

材料を軽くヘラで混ぜたら生地を20分ほど休ませて、また軽く混ぜるのを2~3回くらい繰り返しました。

 

ある程度ベチャベチャ感が収まって、生地がまとまってきたら1次発酵をします。

 

時間をかけて生地を寝かせることで、小麦粉に水分がしっかり染み込むため膨らみやすくなります。

 

柔らかすぎる生地には、この方法で作るのがいいと思います。

 

 

べちょべちょパンの出来はどうなのか?

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先程説明した作り方で、2次発酵まで終わった生地がこちらです。

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生地はべちゃっと平らになってしまい、横に広がっています。

(今回は、トッピングにチーズを混ぜ込んで焼いていきます。)

 

2次発酵を終えても、ベチャベチャして触ると手にくっつきます。

 

打ち粉を多めに振って、生地がくっつかないようにしました。

 

 

焼き時間は、200℃で21分にしました。(もう少し高温でも良かったかも)

 

完成したのが、こちらです。

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パン生地の焼き色は、そんなに付きませんでした。

 

生地の表面にチーズを埋め込んだパンは、チーズがいい感じに焦げています。

(見た目がキモく見えてしまったら、ごめんなさい。)

 

もう1つのパンには、生地の中にチーズを入れています。

 

では、中身を見てみます。

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程よく空気が入って、厚みが出ました。

 

しっとり感は少なめの生地で、外はカリッと中はモチっとした触感です。

 

味は砂糖を入れていないので甘みは無く、チーズの味や塩気をしっかりと感じられるパンでした。

 

 チーズと相性のいいパンの作り方を、1つ発見できたのがよかったです。

 

個人的にチーズって、 しっとり感の少ないパン生地と相性がいいと思う。

 

まとめ

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今回の検証?で学んだことを、まとめると以下の通りです。

 

【ベチャベチャのパンのまとめ】

①味・触感は、悪くない

かなり作りづらかったですが、完成したパンは美味しかったです。

 

表面はカリッと焼きあがって、中はしっとり感を抑えてモチっとした触感でした。

 

小麦の風味も少し感じられて、あのベチャベチャの生地から作ったパンだとは思えない仕上がりとなりました。

 

②平べったくなるので、表面の固い部分が多くなる

水分が多いことのデメリットとして、生地が上に盛り上がりません。

 

焼くと表面の固い部分の面積が多くなって、中の白くふんわりとした部分が少なくなってしまいます。

 

(簡単に言うと、食パンの耳の部分が増えるイメージです。)

 

③チーズと相性のいいパン生地が出来上がる(と思う)

表面がカリッとして、チーズとの組み合わせがいいパンだと思いました。

 

パンの中もふわっとしすぎず程よいもっちり感の生地なので、食べ応えのあるパンに仕上がります。

 

 

 

以上で、ベチャベチャの生地に関する話を終わります。

 

手作りパンを作ってみたい人は、参考にしてみて下さい。

 

終わり。