イライラちゃんとドキドキのブログ

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全粒粉の違い【手作りパンは、粉の違いで何が変わる?】

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パンを作るための全粒粉は、どんなものを買えばいいの?

メーカーによって、作りやすさや仕上がりが変わってくるかもね。

 

『パン作りに使う全粒粉は、どれを選べばいいの?』

 

今回は、この疑問にお答えしていこうと思います。

 

結論から言うと、

【粒子の細かい全粒粉】

→こねやすくて初心者におすすめ

 

【粒子の荒い全粒粉】

→こねづらいけど、全粒粉の粒や風味をしっかり感じられるパンに仕上がる

 

具体的な商品もご紹介するので、参考にしてみて下さい。

 

 

1. きめの細かい全粒粉は、初心者におすすめ 

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まずは、さらさらとしたパウダー状のような、きめの細かい全粒粉の紹介です。

 

具体的な商品は、こちらです。

(この商品は、スーパーなどの店舗でも売っていると思います。)

 

この商品の粒の細かさは、強力粉と同じくらいだとイメージしてください。

 

一般的な全粒粉はグルテンの量が少ないため、生地をこねるとベタ付きやすい特徴があります。

 

ですがこちらの商品は粒子が細かいため、生地がまとまりやすいです。

 

 

なのでパン作り初心者の人でも、生地がベタ付かずにコネやすいと思います。

 

ただ粒子の細かい全粒粉のデメリットとして、全粒粉の風味や味わいが薄れてしまうという特徴もあります。

 

全粒粉の触感・風味・味わいをしっかりと楽しみたい人にとっては、こちらの商品だと物足りなさを感じるかもしれません。

 

全粒粉パンがどんな味なのか体験してみたい人や、そこまで小麦の強い風味や味わいを求めていない人は、最初にこのタイプの粉を購入するのがいいと思います。

 

実際にこの商品を使ってパンを焼いてみたけど、全粒粉の味はちゃんと感じられたよ。

 

 

2. きめの粗い全粒粉は、粒感や風味を味わえる 

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きめの粗い全粒粉は、 このような商品です。

 

強力粉と比べて、粒の大きさが全く違います。

(強力粉はサラサラな感じで、こっちはザラザラする感じ)

 

仕上がったパンを食べてみると、全粒粉のつぶつぶをちゃんと感じられるような触感です。

 

また全粒粉の風味も、粒子の細かいタイプよりも強いと感じました。

 

こちらの商品を使えば、しっかりと全粒粉らしいパンを作ることができます。

 

ただ、生地をこねる時はベタベタしやすいです。

 

強力粉とブレンドして使うのが、前提だと思ったほうがいいかもしれません。

 

全粒粉の割合が50%~60%くらいまでなら、こねやすいと思います。

(全粒粉と強力粉の割合が、5:5くらい)

 

これ以上この全粒粉の配合を増やしてしまうと、生地がまとまらなくなる可能性があります。

 

全粒粉はそもそものグルテンの量が少ないため、いくらコネ続けても強力粉で作った生地のようにはまとまりません。

 

パンを作るのに、少し癖がある粉だと思ってください。

 

グルテンが少ないってことは、発酵する時の生地の膨らみもいつもより小さくなるよ。

 

 

3. まとめ

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パン作り初心者さんには、作りやすさの点できめの細かい全粒粉をオススメしますが、どちらがいいかは、お好みです。

 

全粒粉の風味が好きでしっかり味わいたい人は少し作りづらいですが、きめの粗い全粒粉を使ってみるのもいいと思います。

 

粉が違うことによって、どれだけパンの仕上がりが変わるのかを確かめてみるのも面白そうですね。

 

今回紹介した全粒粉は、こちらになります。

 

興味のある人は、チェックしてみて下さい。

 

以上で、全粒粉についての話を終わります。

 

終わり。