猫の涙が止まらない理由が、意外な原因だった話
飼っている猫ちゃんの涙が止まらなくて、大変だったの
涙の原因は、目の病気以外にもあるんだね。
私が飼っている猫ちゃんが、涙が止まらない症状にかかってしまったことがあります。
その原因が意外なところにありました。
それは、肥満です。
動物病院に行っても原因を見抜けない場合もあったので、同じ症状の猫ちゃんを飼っている飼い主さんは、参考にしてみて下さい。
猫ちゃんの種類によって、涙は出やすくなる
まず最初にお伝えしたいことは、猫には涙が出やすい種類がいます。鼻が短くて、顔がぺしゃんこみたいな顔の猫ちゃんです。
例えば、『エキゾチック』という種類の猫ちゃんです。(エキゾチックは、こんな顔をしている猫ちゃんです。)
理由は『鼻涙管(びるいかん)』と呼ばれる涙腺に溜まった涙を鼻に流すための部位が、狭いからです。『鼻涙管』が詰まったり狭くなってしまったりすると、行き場を失った涙が目からこぼれ落ちて、涙が止まらなくなります。
(ちなみに、涙が止まらなくなる病気を『流涙症(りゅうるいしょう)』と言います。)
つまり、もともと涙が出やすいネコちゃん、出にくいネコちゃんがいるってことなんだね。
『肥満』が涙の原因!?
そして猫の種類以外にも、肥満によって涙が出やすくなる可能性もあります。
顔にお肉が付きすぎてしまうと、脂肪によって『鼻涙管』が圧迫されます。
これにより本来ならば鼻から鼻水として流れる水分が、目から出てしまい涙が止まらなくなるのです。
実際私が飼っている猫ちゃんは、平均的な体重よりも1kgほど重くて肥満体型です。加えて鼻の長さが短い種類だったので、余計に涙は出やすかったのだと思います。
これを機に食事の量を抑えて、エサも健康的なフードに切り替えました。
チュールあげすぎてたかも、、、これからは気を付けよう。。
もちろん目の病気の可能性もあるので、ちゃんと病院で診てもらおう
今回話した涙の原因は一例であり、涙の原因が目の病気である可能性は十分にあります。なので小さな異変でも、気づいたらすぐに病院に行って診てもらった方がいいなと今回の件で学びました。
ただ最後にお伝えしたいのは、読者の方たちの猫ちゃんに何か異変が起こったら、複数の動物病院で診てもらうものいいのでは?ということです。
今回の涙の件で病院に連れて行ったのですが、原因が肥満だと判明したのは2件目の動物病院に行った時でした。1件目の動物病院では原因が不明で、とりあえず猫用の目薬をもらって使っていたのですが、涙は止まりませんでした。
(肥満による鼻涙管の圧迫が原因なので、目の炎症を抑える目薬では治らかったのです。)
猫ちゃんを病院に連れて行くのは大変ですが、症状の原因が早く分かった方が安心ですよね?
人間と同じで少しでも信頼できる動物病院を探すことも、ペットのためになると学びました。
以上で、猫ちゃんの涙が止まらない原因についての説明を終わります。