オリジナリティを生み出すには「量」と「真似」が大切です。
大勢から認められる人には、自分だけの「オリジナリティ」があります。
また、世に出ているサービス、商品は「オリジナリティ」が溢れていると思います。
誰も持っていない「オリジナリティ」を生み出すことは成功につながるはずです。
どうすれば自分の独自性を磨くことができるのか?
今回は世界の偉人を例に、オリジナリティを創っていく方法についてご紹介します。
オリジナリティを生み出すには「量」と「真似」が大切なのです。
オリジナリティを生み出す「量」とは?
オリジナリティが高い人は「量」を圧倒的に多いです。
大量に生産しているということです。
このことは、大きな功績を残した偉人たちから知ることができます。
彼らは独創的な絵画や音楽など、後世に残るものを
なぜ創り上げることができたのでしょうか?
具体例を挙げて説明します。
[具体例 その①]
シェイクスピアは20年間で37の戯曲と154もの短い詩を書いています。
また、有名な「マクベス」「リア王」「オセロ」の3つの戯曲を書いた5年の内に、
他に2つの全く評価されていない作品も作っているのです。
[具体例 その②]
音楽家のモーツァルトは、生涯で600曲、ベートーベンは650曲、バッハは1000曲以上を作曲しています。
[具体例 その③]
ピカソは1800以上の絵画に、1200以上の彫刻、2800以上の陶芸、1万2000以上のデッサンなどの作品があります。
しかし、高く評価されているのは、そのうちのほんのわずかだと言われています。
これらの創造性についての研究を行った心理学者のディーモン・サイモントン氏は、
「マイナーな製品がもっとも多く創作された期間は、メジャーな作品が最も多く創作された期間と同時期であることが多い」
と言っています。
参考書籍では、
「ある分野における天才的な創作者は、同じ分野にとり組む他の人たちよりも、とくに創作の質が優れているわけではない。」
と書いています。
天才といわれている人は、有名な作品を多く生み出していると思われがちですが、世に評価されている作品に比べたら、評価の低い作品のほうが圧倒的に多いのです。
オリジナリティを生み出す「真似」とは?
オリジナリティを生み出す人は、「量」以外にも別の要素を持っています。
それは、誰かの「真似」をすることです。
こちらはイケハヤさんという方がYouTube動画で紹介していた内容から、参考にさせていただきます。
動画の中で紹介されていた偉人の中から、画家を例に挙げます。
[具体例 その①]
これまた画家のピカソを例に挙げると、ピカソは「芸術後は盗むことだ。」という名言を残しています。
有名なキュビスムと呼ばれる「泣く女」、「ゲルニカ」などの作品は、諸説ありますが「アフリカ彫刻」を真似したと言われているそうです。
[具体例 その②]
画家のダリは、「大自慰者」という作品が、ヒエロニムスボッシュという画家の「快楽の庭」という作品の一部(左翼パネルの真ん中くらい)と似ている部分があります。
独創的な作品は、自分の頭の中だけで創り上げたと思われがちですが、彼らも、好きな人や尊敬する人の作品を参考にして、自分の作品に吸収していったのだと思います。
まとめ
以上のことから、オリジナリティを求めるなら、
- 焦らずコツコツと継続を積むこと。
- 成功者の真似をして自分のスキルに活かしてみること。
完全にコピーはだめですが、参考にできるところはどんどん吸収しましょう、ということですね。
これをブログに置き換えた際に、思い出すことは、
「まずは100記事を書いたら、スタートラインに立てる」
と前に聞いたことです。
これは、それだけ書き続けないと、読者を満足する記事は書けないということを意味しているのだと思います。
そして、ただ記事を書いていても文章力は鍛えられないため、ブログで成功している人の記事を見て、記事の構成や言葉の表現を参考にしてみる事も大切だと言うことです。
別の例で置き換えると、
- 勉強なら日々の学習や、成功者の勉強法を取り入れること
- スポーツなら毎日練習することと、プロのフォームを真似ること
どの分野でも共通して当てはまることだと思います。
最初は小さな一歩しか踏み出せないし、成果が出るまで時間がかかりますが、
1日1日の努力は必ず将来のためになります。
小さな変化でもいいから、少しずつ進んで頑張っていこうと思います。
他にも独創性を生み出す方法として、
ツァイガルニク効果という、「中途半端にしておくことでメリットがある効果」を利用した方法もあります。
こちらについての記事もぜひご覧いただければと思います。
~参考書籍~