渋谷区の子育て支援サービスの紹介【悩みの種類ごとに紹介】
今回は渋谷区の数ある子育て支援サービスの内、育児をする親の悩み5つをピックアップし、解決の手助けとなるサービスを紹介します。
自分が住んでいる地域の子育て支援について、どんな制度やサービスがあるのか詳しくわからない人もいると思います。
そんな人が気軽にサービスを利用することで、少しでも育児の悩みを解消できればと思います。
では、以下に各サービスの紹介をしていきます。
子育て支援サービスの紹介
それでは、それぞれのサービスについて、1つずつ説明していきます。
1.初めての子育てで何を相談すればいいのかわからない
これらの悩みは、特に初めて育児をする親の方々には多いと思います。
そんな時は「ネウボラ」というサービスを利用してみてください。
「ネウボラ」とは、子供の出産前から成長するまでの間、様々な育児サポートを集約させた渋谷区のサービスです。
妊娠、出産、育児、教育の様々な悩みや疑問を気軽に担当保健士と面談することで相談ができます。
1人で子供を育てている親の人や、周りに頼れる人がいない親の人が抱いている悩みも相談してみてください。
[渋谷区子育てネウボラ]
特に、初めて子育てをする人にとってありがたいサービスとして、妊娠中の過ごし方や栄養摂取、オーラルケアや出産に向けた体づくりから、出産後の赤ちゃんとの接し方などを学ぶことができる「パパ・ママ入門学級」という講演会があります。
[パパ・ママ入門学級]
他にも、育児に必要な用品を無料で受け取れるサービスもあります。
[育児パッケージの受け取りについて]
また、サイト内の自動応答機能を使うことで、自分の利用したいサービスの詳細について、サイト内でページを探す手間が省けることに加え、AIが悩みに適したサービスを紹介してくれます。
また、サイト内の自動応答機能だけでなく渋谷区のLINE公式アカウントに登録することで子育てに関する情報を自動応答で提供してくれるサービスもあるので気軽に利用してみてください。
[渋谷区LINE公式アカウント]
2. 育児のためにどんな手続きや申請が必要かわからない
「子育て便利帳」とは、妊娠や出産後に必要な手続きや、子供の健診・検査について、施設や保育サービスなどの情報などが目的別に調べられるサイトです。
例えば、妊娠したときは母子手帳の受け取り方やそのほかの必要な手続きについて確認でき、出産した際は出産届や児童手当の申請についての方法などが簡単に調べられます。
何か育児関連で知りたいことがあった時は、気軽に利用してみてください。
「子育て便利帳」
3. 出産や育児の費用について金額面の不安がある
子供の養育費の負担を少しでも抑えるために利用したいサービスとして「ハッピーマザー出産助成金」があります。
これを利用することで1人の出産につき、限度額10万円の助成金がもらえます。
出産日から1年以内に申請することができます。
[ハッピーマザー出産助成金]
その他の助成金の制度もありますので申請条件をチェックして該当するものは利用してみてください。
4. 緊急の用事ができて子供の世話ができなくなったら不安だ
「妊娠中に体の具合が悪くなって家事ができない」
「二人目の出産後で兄弟の世話を見るのが大変だ」
そんな時は、育児支援ヘルパー派遣事業「にこにこママ」を利用してみてください。
これは妊娠中で体調のすぐれない時や、出産後の家事や育児が困難な場合に、ベビーシッターを派遣するサービスです。
[育児支援ヘルパー派遣事業「にこにこママ」]
サービス対象者は妊娠中または出産後2年未満の子供を育てている人となります。
1日1回利用でき、時間は2時間以上4時間以内となっており、利用料金は1時間あたり1000円となっています。
また、別のサービスに「SKIP(スキップ)」というのもあります。
こちらは、「たまには思いっきりリフレッシュしたい」という親の息抜きを目的として、生後3か月から就学前の子どもを一時預かりする制度です。
渋谷駅近くのセルリアンタワーにある施設で子供を預けます。
こちらの利用は2時間以上8時間以内で、1時間あたり1,200円となっています。
(※登録時の手数料1,000円、食費、保育衛生用品代などが別途必要です)
[リフレッシュ一時預かり保育「SKIP(スキップ)」]
5. 安全な遊び場で子供を遊ばせてあげたい
「子育てひろば」とは、渋谷区内のお住まいの近くにある専用の施設で遊び場を提供しているサービスです。場所は、初台、代々木、代官山、代々木八幡、笹塚、広尾などの近くにあります。
お子さんと自由に安心して遊ぶことができるだけでなく、いろいろな人と交流でき育児について情報交換ができると思います。
施設の詳細については以下のリンクを参照してみてください。
[子育てひろばの施設情報]
また、子育てひろばの一覧に含まれている「子育て支援センター」では、通院や官公庁事務手続きなどで短時間の保育が必要になった時、子供を預けることができます。
さらにそこでは、施設にいる栄養士や看護師に育児について相談したり、親子で参加できる講座に参加したりできるようです。
最後に
以前の記事で渋谷区の子育て支援の制度を紹介しましたが、それ以外にも渋谷区には子育てに対する制度がいろいろとあることを知りました。
(こちらの記事では渋谷区の保育制度や組織について紹介しているので、興味のある方は拝見していただければと思います。)
渋谷区以外に住んでいる人たちも、お住いの地域の育児制度について、どんなものがあるのか一度確認してみると便利なサービスが見つかると思います。
子育ては親や親の身近な人だけが行うものではなく、地域全体でサポートしていくものに変わってきているのだと思いました。