イライラちゃんとドキドキのブログ

読書や勉強に関することや、習慣や集中の方法などの記事を書いています。

「LOVE理論」を読んだら、サラタメさんの言った通り最高だった話。

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「自分はどうすれば、モテるのか?」

そんな悩みを抱える、モテない男性に読んでほしい本と出合いました。

 

それは、水野敬也(別名:水野愛也)さん著のLOVE理論」という恋愛本です。

(この記事では、水野さんのことを愛也先生と呼ぶことにします。)

 

読書が苦手だという人も、安心してください。

この本は、圧倒的に読みやすいです。

 

理由は、

  • とにかく笑いながら読めるから
  • 水野さんの過去の恋愛話で当時の水野さんの赤裸々な感情に、胸を締め付けるものを感じたから

です。

まず、とにかく面白い。

最初の2、3ページ目から笑いました。

理屈っぽくなりすぎず、専門書のような勉強的な感覚を味わうことなく、恋愛のテクニックを学べました。

 

モテない男の心を動かす、共感できる話がある

自分を含めモテない男に共感できる内容や、水野さんの恋愛に対する思いに胸が締め付けられました。

恋愛に臆病な自分が、愛也先生の過去の恋愛話を読んで少しウルっとしちゃいました。

気付いたら、読むことに熱中していました。

大げさに聞こえるかもしれませんが、恋愛をすることの価値観が変わると思います。

 

以上のことから、読書が苦手なモテない男性も、最初の一章だけでもいいから読んでほしいです。

 

【お知らせ】

今回紹介する『LOVE理論』ですが、Amazonプライムの会員さんなら無料で読めます。読んでみたいなと思った人は、こちらのリンクから『LOVE理論』で検索してみて下さい。

無料で読める、電子書籍を探す

LOVE理論の概要

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この本には女性と接する前の準備や、女性が心を開くテクニック、付き合ってからやることなどが、具体的に書かれています。

 

それぞれのテクニックは「○○理論」と名付けられており、約30種類くらいあります。

 

この本を書かれた水野さんは、昔は『モテる』こととは無縁な人でした。

中高は男子校で、女性との会話はお母さんのみ。

イケメンでもない自分の顔にコンプレックスを抱きつつ、モテるために恋愛本で勉強し、実践を重ねて生み出した数々の理論が紹介されています。

 

今回は、その中でも個人的に強く印象に残った内容を、3つ紹介したいと思います。

【今回オススメする内容】

  1. 「君だけが好き」だと、気持ち悪い
  2. 恋愛の師匠は、○○
  3. 恋帯責任で勇気を持つ

では、それぞれについて以下に説明していきます。

LOVE理論で紹介されている3つの理論

f:id:o-atsushi:20200610155929j:plain では、3つの理論について説明していきます。

 

 1.「君だけが好き」だと、気持ち悪い

突然ですが、自分はスーパーの可愛い店員さんに、密かに恋心を抱いてします。

自然に話しかけることはおろか、近くにいるとドキドキしてしまうので、遠目から働いている姿をチラ見するだけでした。

 

そんな恋心を抱いている最中にこの本を読んでいたのですが、愛也先生はきっぱりこう言っていました。

「好きな女の前に出るとどうしても緊張して余裕がなくなる。だから会話もぎこちなくなる。女はそういうお前を見て気持ち悪いと思うのだ。」  p164参照

 

「気持ち悪い」

 

活字を読んで、胸がえぐられる思いをしたのは久々でした。

「俺の今までの行動って、全て気持ち悪く見えていたのか・・・・」

 

男の余裕が無いのは、その女性1人だけに好意を抱いているからです。

好きな相手を前にしても緊張しないためには、複数の女性を好きになって1人の女性に対する特別感を和らげる必要があります。

例えば、自分の大切な宝物が1つだけだったら、失くしてしまったらかなりショックです。

でも、宝物が100個あったら1つ失くしても、そんなに凹まないはずです。

(本では、これをもっとユニークな例え話で語られていました。)

「好きな人を失っても(この場合は、嫌われても)他に好きな人はまだいるんだ。」

この余裕を持つことが、モテへの第一歩なのです。

 

2.恋愛の師匠は、○○

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次に愛也先生は、恋愛のプロフェッショナルは身近にいることを教えてくれました。

 

それは、ペットの犬と猫です。

 

愛也先生は、「モテたければ犬や猫を師匠・先生・○○様として崇めないさい」と言います。

なぜなら、彼らは人々に愛されるための技術を身に付けているからです。

(これを、犬を人よりも上として扱った徳川綱吉から、「綱吉理論」と呼びます。)

 

確かに、YouTubeで人気の犬や猫の動画は、社会人の給料の何倍もの利益を生み出す影響力があります。

彼らは私なんかよりも何十倍も人からモテるためのテクニックを持った、尊敬すべき存在だったのです。

 

その日から、自分は実家にいる猫に会いに行った時、「○○様(○○は猫の名前)、ただいま帰りました。」と心の中で言うことにしました。

 

愛也先生は本書で犬や猫のモテ要素を語られていますが、今回は個人的に私が猫様を拝見して気付いたモテる要素を3つ話そうと思います。

 

猫様のモテポイント①:常に1つの目標だけに集中している気がする

猫は遊んでいる時や寝ている時は飼い主のことなど関心を持たず、自由気ままに過ごしています。

しかし、ご飯や一緒に遊んでほしい時、撫でで欲しい時などの何かを求めている時は、全力でアピールしてきます。

彼らは常に目の前のことに一生懸命なのです。

 

人は「過去」に起こった出来事を後悔して悩んだり、「未来」に起こるかもしれない出来事を想像して緊張したりします。

頭が「過去」や「未来」に意識が向いてしまっている状態だと、自分の能力を出し切れません。

例えばあなたが仕事をしている時に、思考が「過去」や「未来」に意識が向いてしまっていたと想像してみてください。

「今」行っている作業に集中できず、最大限の実力を発揮できないと思います。

(恋人と喧嘩したことを気にして、仕事が手につかないなど)

 

猫が遊んでいる時は、飼い主や周りの環境など気にせずに、猫じゃらしなどのおもちゃだけに集中して追いかけ回しています。

しかし、お腹が減ると態度を変えて、今度は飼い主の足元で体をスリスリしたり、甘い鳴き声で鳴いたりとアピールすることに全力になります。

「遊ぶ」「エサをもらう」などの目的のためなら、猫は全力です。

 

恋愛も「過去」の失敗や、「未来」の失恋を恐れるのではなく、「今」だけに意識を向けて好きな相手にアプローチするのが大切なのだと学びました。

「モテる」という目標に集中して、嫌われることを恐れない精神は猫から学べると思いました。

 

猫様のモテポイント②:近づこうとすると、ほんの少し距離を置かれる

これは野良猫や他の家の猫などの自分になついていない猫を見ていて、気付いたことです。

警戒されている状態だと、近づくと逃げられます。

でも見えないところまで逃げていくのではなく、適度な距離感をキープしつつ離れていきます。

 

「もう少し近づけば、手が届きそう」

って距離です。

(何度も近づいたり追いかけまわしたりすると、完全に逃げられますが。。。)

この絶妙な距離感を保つことが、もしかしたら仲良くなれるかもという期待を抱かせてくれます。

 

恋愛でも、あからさまに好意を持たれていない女性よりも、「何となく好意を持ってくれているかも、いや実際はどうなんだろう?」と思わせてくれる女性の方が、どっちなのだろうかと気になってしまい、ドキドキさせてくれると思います。 

 

猫様のモテポイント③:猫がこっちを見ているから私も目を合わそうとすると、すぐに目をそらす仕草

猫は、アイコンタクトのプロだと思います。 

何かを要求するとき以外にも、ふと気が付くと自分をガン見している時があります。

何か気になっているのかな?と思って目を合わせると、すぐに視線をそらして何事もなかったかのように振舞います。

(余談ですが、うちの猫はもう鳴くことすら面倒になったのか、何かして欲しい時はただジッと見て訴えかけてくるだけになりました。)

 

これも「あの人は私に好意を持っているのか?持っていないのか?」と異性を気にさせる技術ではないかと思いました。

 

上記の3つ以外にも猫には弱さを見せるところや、ちょっとドジなところもあって、それが可愛らしく見えてしまいます。

このような可愛い動物には、可愛いと思わせてくれるモテ要素が隠れていることに気づきました。

皆さんも身の回りに可愛いペットがいれば、どうしてかわいいと思ってしまうのか?を考えてみましょう。 

3. 連帯責任で勇気を持つ

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最後に紹介したいのが、恋愛の大きな問題の1つだと思っている「女性に話しかける」ことについてです。

 

知り合いや友達なら話すことは気軽にできるかもしれませんが、あまり仲良くない女性や、話したこともない女性に対して声をかけるのは勇気がいることです。

 

もし、勇気をもって話しかけて相手にされなかったら、「自分に魅力が無い」「顔がダメなんだ」「会話がダメだった」などの自分に対する落ち度を痛感して、ショックを受けてしまいます。

 

その恐怖を和らげるための方法として、「失敗した場合に、自分以外の原因を事前に用意する」という意味が、今回紹介する「恋帯保証人理論」に込められています。

 

恋帯保証人理論の具体的な方法は、本の中に書いてある愛也先生が考えた手紙をメモ帳に書いておき、それを街で出会った好きな女性にティッシュを配る感覚で渡すことです。

手紙の内容は、思わず笑ってしまう内容もあるので、興味のある人は読んでみてください。

 

この理論のポイントは、他の人が考えたギャグが盛り込まれているということです。

 

この理論を思いついたきっかけは、恋愛の相談者に対し喫茶店にいる女性にナンパをするように促した出来事だと話されています。

声をかけることを渋っている相談者を前に、愛也先生は渾身のギャグを盛り込んだ手紙を渡してくるように言います。

 

もし手紙を渡して連絡が来なかったとしても、原因はギャグが滑ったからだと考えることができ、失敗の落ち度を自分以外に移すことができるのです。

結果的に、相談者は手紙を渡すことができ、さらに女性の方から連絡をしてきてくれたそうです。

 

誰だって、自分を否定されたと思いたくない気持ちがあるはずです。

しかし、そんな臆病な気持に打ち勝って女性に話しかけるためには、自分以外にも原因があるかもしれないという要素を、盛り込んでみるといいのかもしれません。

 

本に書いてあった手紙を参考に、自分も手紙を書いてみて財布に入れておきました。

いつか自分が成長して、渡せる日が来るといいなと思います。

 

 

最後に

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今回紹介した本は、恋愛に限らず人との関わり方について勉強になった内容も多かったです。

人と接することの意味を、考えさせられた作品でした。

 

この本を読んでみたいと思った人は、今ならAmazonプライム会員であれば、無料でKindle版が読めます。

本当に面白いので、この機会に是非読んでみてください。

 

この本を読むきっかけを作ってくれたサラタメさんの本の紹介動画も以下にありますので、こちらも見ていただければと思います。

以上で、「LOVE理論」に関する感想を終わります。