イライラちゃんとドキドキのブログ

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猫のしぐさが意味することって?~気持ちを知って、猫と向き合おう~

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「あのしぐさをしている時って、猫はどんな気持ちなのかな?」

「しぐさによって、何かして欲しいとか意味があるのかな?」

体をくねくねさせたり、のどを鳴らしてゴロゴロしたりなど、猫の可愛いらしいしぐさにはどんな意味が込められているのでしょうか。

 

今回は、「ねこのきもち」という書籍の特典?の「猫のしぐさ鳴き声事典」という本から、気になった仕草を何個かピックアップして9つの内容を紹介します。

 

 

 

猫のしぐさの意味①「ガリガリと爪を研ぐ」

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段ボール、カーペット、壁紙など、時にはやられたら困る場所でも爪とぎをすると思います。

このガリガリと爪をとぐのは、「やる気満々」な気持の表れのようです。

 

これから遊ぶとき、走り回り時などに備えて、気合を入れているのです。

 

私が飼っている猫も、猫じゃらしを持ってくるとカーペットで爪とぎをよくしてから遊んでいます。

だから、気合を入れている猫に対して、飼い主も全力で遊んであげましょう。

 

 

猫のしぐさの意味②「体をくねくねさせる」

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お腹を見せてくねくねしている時は、リラックスしており安心した状態です。

猫がクネクネしている姿を見せるということは、警戒心を持っていない証拠なのです。

また、遊びをねだっていることもあるそうなので思いっきりかまってあげましょう。

 

ちなみに、ウチの猫はクネクネしているときに撫でると、噛みつかれます。(ウチの猫は、まだ警戒心を持たれているってことですね())

この場合は、「遊んでくれ」って言っているようです。

 

 

猫のしぐさの意味③「ゴロゴロとのどを鳴らす」

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なでている時や寝そうなときによく「ゴロゴロ」「グルグル」とのどを鳴らします。

これは、満足感や幸福感を表しています。

このゴロゴロとのどを鳴らすのは、子猫の頃からのなごりです。

母猫のミルクを飲んで、母猫に満足していることを伝えるためのしぐさだそうです。

 

だから、母猫と同じような安心感を与えてくれる飼い主さんに伝えるメッセージなのですね。

 

 

猫のしぐさの意味④「物を落とす、前足でちょんちょんする」 

ちょんちょんと前足で色々なモノにタッチしている時は、二種類の気持ちがあります。

 

比較的小さいモノには、触っているものに好奇心を抱いているようです。

触っても危険がない事がわかっていて遊んでいるようです。

 

自分の体よりも大きいモノに触れる時は、警戒することもあります。

警戒しているときは、顔や体を引っ込めながら大きく叩くしぐさになるようです。

 

 

猫のしぐさの意味⑤「自分の体や相手をナメナメする」 

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猫のナメナメは、リラックスを目的にしている場合があります。

猫は、なめることによって自分や相手の体に付いている匂いを取ろうとしています。

 

猫は本能的に体を綺麗にしたり、体に付いた匂いを消したりする習性があるので、なめることは自分を安心させる目的で行う時があります。

 

相手の体をなめている時は、リラックスしている状態のようです。

しかし、自分の体をなめている時は、怒ったり落ち込んだりした気持ちを落ち着かせるために行っている場合もあるのです。

 

 

猫のしぐさの意味⑥「のびのびと体を伸ばす」 

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体を伸ばしている猫の姿は、リラックスしているように見えます。

確かにリラックスしているのですが、同時に体を動かすための準備もしているのです。

これは、人間と同じくストレッチをしているということです。

 

いざという時にすぐに行動できるようにするために、体の準備を整えているのです。

 

 

猫のしぐさの意味⑦「バシバシ叩く」 

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猫同士のけんかの時や、怒っていそうなときに猫パンチをすると思います。

これは、実際怒っているというわけではなく、どちらかというと恐怖の気持ちの方が大きいようです。

バシバシ叩くのは、あくまで自分の身を守るための手段です。

 

確かに、猫パンチをしてくるときは、若干体を後ろに引っ込ませながらパンチしてくるときがあります。

警戒心を抱いている時でもパンチをしてくるのですね。

 

 

猫のしぐさの意味⑧「毛布やクッションをフミフミする」 

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このフミフミをしている猫のしぐさは、かわいらしいですよね。

これは甘えたい気分の時に取る行動と言われています。

 

フミフミするのは、子猫だった時に母猫のミルクを飲むための行動だったのです。

成長して大人になっても、子猫の感覚を思い出した時に飼い主さんを母猫のように思って甘えたくなるのです。

 

 

猫のしぐさの意味⑨「トイレ後や食後にホリホリ」

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、トイレの後に猫砂をホリホリする行為や、食後に餌の周りを前足でひっかくのは、自分の匂いを消すためです。

これは猫の特性であり、この時、実は一生懸命な気持ちになっています。

なので、ホリホリしている時にちょっかいを出したり邪魔したりするのは、ダメですね。

 

 

最後に

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猫は体を使って気持ちを伝える生き物です。

猫の行動やしぐさは、仲間と意思疎通を図るための目的というよりかは、どちらかというと自分の気持ちを表現する目的がほとんどなのです。

これは、猫がもともと単独で生活していたからだそうです。

 

今回紹介した猫の行動の意味を認識したうえで、猫と触れ合ってみましょう。

例えば、人間がイライラしているときに、ちょっかいを出されると嫌ですよね?

 

猫も同じで、楽しい時、リラックスしている時、落ち込んでいるときに、飼い主さんがその気持ちを理解して、共感できると猫も安心して信頼してくれるのではないかと思います。

 

以上で猫のしぐさに関する意味の説明を終わります。