猫を病院に連れて行く時は、どんな工夫をすればいいか?
猫ちゃんを病院に連れて行くときって、暴れたりして大変じゃない?
どうしたら、おとなしくしてくれるのかな?
健康診断や病気になった時に猫を病院に連れていく必要がありますが、外出やキャリーケースが苦手な猫に対して、他の飼い主さんはどんな工夫をされているのでしょうか?
今回は、「ねこのきもち」第174号の内容を参考に、猫を病院に連れて行く時の工夫ついてご紹介します。
猫を病院に連れて行く時の工夫
今回は、全部で7個の工夫について説明します。
1.洗濯ネットに入れる
洗濯ネットのような網の中に入れてからキャリーケースに入れることで、以下のメリットがあります。
- 猫の狭い空間だと安心する習性を活かして、落ち着かせることができる
- 病院で診てもらう際に、キャリーから飛び出してしまうことを防げる
とはいえ、そもそもネットに入れること自体を嫌がる猫もいるので、ご自身の猫と相談しつつ実践してみてください。
また、猫用のネットもあるそうです。
このネットに入れると、猫の特性から落ち着くようなので、爪切りやシャワーが楽にできるそうです。
興味のある方は購入してみてください。
2. 普段からキャリーケースを部屋に置いておく
キャリーケースを猫が過ごしている部屋に普段から置いておき、警戒心を無くしておくという方法です。
ケースに布を敷いて、ベッド替わりに使用している飼い主さんもいるようです。
また、キャリーケースでおやつをあげたり、おもちゃで遊んだりすることで、安心できる場所だと認識してもらう方法もいいと思います。
3. キャリーケースの中に普段使っているおもちゃや毛布を入れておく
キャリーケースを安心してもらう方法として前述した内容と似ていますが、猫が普段使っているおもちゃや布をキャリーケースに入れておくことです。
これは病院に行く移動中に、嗅ぎ慣れている匂いの付いた物を入れることで、猫の不安を軽減する効果もあります。
4. 複数の猫を連れていく際は、キャリーに入れる順番を考える
病院に連れて行くときは、察しのいい猫は「連れていかれる!」と気づく場合もあります。
複数匹の猫を飼っている場合は、1番察しのいい猫からキャリーケースに入れましょう。
勘の鋭い猫は、他の猫がキャリーケースに入れられているところを見れば、すぐに警戒してしまいます。
だまし討ちしてキャリーケースに入れるなら、1番警戒されていない時を見計らって入れたほうがいいですね。
5. 家の狭い部屋に閉じ込めてから捕まえる
これは、逃げ場を無くす作戦です。
狭い部屋の方が捕まえやすいですし、キャリーケースも猫を入れやすいタイプを用意しておきたいですね。
ただ、狭い部屋に誘導する前にキャリーケースを見て逃げ出してしまうこともあるので、やっぱり前述したキャリーケースに慣らしておく方法も一緒に取り入れるのがよさそうですね。
6. 移動中はおやつでストレスを軽減する
車での移動の際は、お腹がすいたり不安を感じたりすると思うので、安心させるために何か食べさせるそうです。
気軽に食べさせることができるチュールとかがよさそうですね。
でも、車などの乗り物で移動時に何か餌を食べると酔ってしまう猫もいるので、体調を見て判断していただければと思います。
餌があげられない場合は、 なるべく撫でるなどして不安を取り除いてあげましょう。
7. ケースはプラスチック製のボックスがいいらしい
プラスチック製のボックスがいい理由は、以下の2点です。
- 移動中シートベルトでしっかり固定できるから、猫を安全に運べる
- 怪我をしている際にボックスからわざわざ出さずに診断できることもあるので、猫の負担を軽減できる
上記の点が揃っていれば、布製でも問題ないとは思いますが、猫の性格や体格に合ったキャリーケース選びが必要ですね。
また、ケースの上部を開けることができるタイプだと、病院での診察もしやすくなる場合もあるそうです。
以上で猫を病院に連れていく際の工夫についての紹介を終わります。