Audibleの感想 ～他社サービスとの比較や、オススメ作品も紹介～
「オーディオブックって使ってみた感想が、知りたいな。」
「Audible」は他のオーディオブックサービスと比べたら、お得なの？
Audibleとは、Amazonが提供している耳で聞けるオーディオブックサービスです。
ナレーターが本を朗読し、その音声をスマートフォンから聴くことができます。
今回は、オーディオブックサービスを始めてみようと思っている人に、1年間くらい利用してみた感想や、他のオーディオブックサービスと比べた場合のメリット・デメリットについて説明します。
Audibleを約1年使ってみた感想
結論から言うと、Audibleを1年間利用して、本をより身近に感じられるようになったと思いました。
本を読むことに対して、苦手意識を持っている人にとっていいサービスだと思います。
なぜなら、本と接するためのハードルが、低くなるからです。
本を読むハードルが低くなる理由の説明も踏まえ、「いいと思った点」を以下に挙げさせていただきます。
反対に、「もう少し良くなったらいいのに」と思ったことも話そうと思います。
それぞれについて、以下に詳しく説明していきます。
【いいと思った点】
では、先ほど述べた、いいと思った点3つについて説明します。
1. スマホ、またはタブレット端末1つでいつでも・どこでも本が聞ける
Audibleはスマートフォンとイヤホンがあれば、手を使わずに本を聴くことができます。
例えば
- 通勤、通学の時
- 誰かを待っている時
- 家事をしている時
- 歯磨きしている時
退屈な時や、手は使えないけど耳は使える時などに最適です。
2. 音楽を聴く感覚で、本を聴くことができる
例えば外出時に本を読む場合は、カバンから本を取り出したりページをめくったりなどの動作が必要なので、満員電車の中や移動中では本が読みづらいと感じる時があると思います。
しかし、オーディオブックはアプリを立ち上げて再生するだけなので、音楽を聴く感覚で本を聴けます。
本と触れ合うハードルが、本を読むことよりも低いと感じました。
3. ○○しながら、聴ける
時間が無くて、勉強できない人にも最適です。
特に何か手を動かして作業しながら聴くのが、とても便利です。
掃除、洗濯、料理など、合間の時間に勉強できて効率がいいと感じました。
(自分は料理中の炒め物をしている時と、歯磨きの時に聞いています。)
「聞き流しをしても、頭に入らないのでは？」
と思われるかもしれません。
自己啓発本や小説などの日本語作品なら、聞き流しても頭に入ってくると思いました。
しかし、外国語のリスニングなどは、聞き流しだと覚えにくいと感じました。
とはいえ、再生速度の調整は可能なので、ゆっくり再生して勉強することもできます。
【改善の余地がありそうな点】
では今度は、改善の余地がありそうな点を3つ説明します。
1. 物語系の作品は、感情移入しづらい
物語系の作品を聞いていた時に、女性のセリフなのに、男性の声だったり(またはその逆だったり)に違和感を覚えて、微妙な感じだったことがありました。
朗読者が1人だから仕方がない事ですが、感情移入したい作品だとマイナス要素だと思います。
なので、聴く人によっては「物語に感情移入できない。」と思う人もいるかもしれません。
2. 書籍版に載っている図や資料を、データで見るのが面倒
作品によっては、図や表などの資料が載っている場合もあります。
それらの資料を見ることができるように、Audibleでは対応していますが、少々面倒だと思います。
作品ページに記載されているURLにアクセスすることで、資料を見ることができるそうなのですが、Audibleのアプリを立ち上げながら、そのページにアクセスするのが手間だと感じました。
アプリ内で作品の音声データと一緒にダウンロードできる形になれば、より便利になりそうかなと思います。
3. 読みたい作品が、Audibleで取り扱っていない場合もある
「最近発売されたあの作品をAudibleで聞きたい」
という場合は、自分が欲しい作品がAudibleに無い可能性が高いです。
有名な作品はすぐにAudibleにも対応してくれると思いますが、一般の書籍に比べたらまだ作品数は少ないと感じました。
しかし、ジャンルは豊富なので、
「この分野の勉強をしてみたい。」
「こういうジャンルの本を探したい」
という方は、様々な種類の本から探し出すことができると思います。
他のオーディオブックサービスとAudibleを比べた感想
Audibleのメリットは、「読書の習慣を作ることができる」ことです。
しかし、Audible意外にもオーディオブックが利用できるサービスはあります。
なので、次は様々なオーディオブックサービスと比べたときに、Audibleのいい点と良くないと思った点について説明していきます。
【いいと思った点】
【よくないと思った点】
【いいと思った点】
まずはいいと思った点についてです。
1. 返品が簡単に行える
作品を間違えて購入してしまったり、聴いてみたけどナレーションがイメージと違っていた場合は、簡単に返品することが可能です。
返品について興味のある人は、以下の記事も見てください。
2. 解約しても、購入した作品は聴き続けられる
Audibleで購入した作品は、例えAudibleを解約したとしても、聴き続けることができます。
他のオーディオブックサービスが提供している一定期間内の聴き放題では、解約してしまうと聞けなくなってしまうため、ここが大きなポイントだと思いました。
3. 高い作品も、コインと交換できる
Audibleでは、コインという制度を設けており、毎月1枚のコインがもらえます。
このコインは、Audibleで取り扱っている作品と交換することができます。
作品の中には定価が5,000円以上するものもありますが、それらの作品もコインで交換可能なのです。
お得に買い物ができる点も、メリットだと思います。
書籍版の定価と料金比較して、作品を購入したい人は、こちらの記事を確認してみてください。
【よくないと思った点】
次に、よくないと思った点についてです。
1. 月額料金は、少し高め
Audibleの月額料金は、1,500円です。
そして、毎月1コイン配布されます。
そのコインを使えば1冊分の本を購入することができるため、月に1冊本を買うのと同じ感じです。
しかし、他のオーディオブックサービスの「audiobook.jp」では、月額750円で聴き放題というサービスもあるので、高いと感じる人もいると思います。
ただ、前述した通りAudibleでは、どんなに高い作品でもコインと交換することが可能なため、一概には高いとは言えないと思います。
2. 図や表などの資料を見るのが、他と比べてもやはり手間だと感じる
こちらも前述した通り、画像の資料を見るのが手間であるということです。
例えば、他のオーディオブックサービスの「audiobook.jp」では、資料も一緒にダウンロードすることができ、アプリ内で資料を見ながら、音声を聴くことができます。
それと比べたらAudibleは少し手間がかかってしまうと思いました。
他のオーディオブックサービスとの比較について、説明を終わろうと思いますが、
「audiobook.jp」というサービスを利用したこともあるので、詳しい比較が知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。
Audibleのオススメ本の紹介
最後に、Audibleで聴くのにオススメの作品を紹介します。
どの本を購入しようか迷っている人は、参考にしていただければと思います。
[オススメ本]
①：自分を操る超集中力]
メンタリストDaiGoさんの本です。
集中するためのメカニズムと環境づくりについて知ることができ、「なかなか集中することができない」と悩んでいる方にお勧めです。
コチラの本の記事も書いているので、よければ参考までに見てください。
②：嫌われる勇気
「人の幸せとは？」について追及したアドラー心理学について学ぶことができます。
悩みに苦しんでいる人は、是非読んでみてほしい作品です。
朗読は対話形式ですが、物語とは異なり感情移入することが目的ではないので違和感なく聞けました。
内容もすんなり入ってきて、わかりやすかったです。
③：LIFE SHIFT
こちらは書籍版でしか読んだことが無いですが、人の寿命が100年を超える時代になった現在において、今後の人生の生き方について考えさせられるような内容となっています。
Audible版を見つけたので、オススメとして紹介します。
こちらの本に関する記事も書いていますので、興味がある人は読んでみてください。
最後に
Audibleを利用して個人的に感じたことを、紹介してきました。
ご利用する際の、参考にしていただければと思います。
繰り返しになりますが、Audibleは今まで空いていた時間に、手を使わずに知識をインプットできることが大きいメリットだと思います。
読書が続かなかった人も、通勤、家事をしているときに聴くことで習慣にできると思います。
「自分に合うかどうか不安だな。」と思っている人も安心です。
Audibleには、無料体験があります。
無料体験に登録すれば、1冊分は無料で聴くことができます。
もし、自分には合わなかった場合は、無料体験期間内に解約すれば料金は発生しません。
Audibleは、本を身近に感じられる経験が得られます。
是非、この機会に本を耳で聴く体験をしてみましょう。
※無料体験はこちらから↓↓
以上で、Audibleを使ってみた感想についてを終わります。
