Audibleとaudiobook.jpの無料体験を実施して、比較してみた。
オーディオブックのサービスってどれがいいのかな?
「Audible」と「audiobook.jp 」を比較してみよう。
Audibleを半年ほど利用し、audiobook.jpの無料体験も始めてみましたので、それぞれのサービス比較をしていきたいと思います。
Audibleとaudiobook.jpはどっちがいいのか?
結論から言うと、お金の面なら「audiobook.jp」、サービスの質なら「Audible」だと思います。
理由は以下の通りです。
- コスパで考えるなら、audiobook.jpの方がお得
- アプリの使い勝手は、どちらも満足
- ラインナップはaudiobook.jpでも問題ないが、Audibleの方がいい印象
それぞれ詳しく説明していきます。
1. コスパで考えるなら、audiobook.jpの方がお得
サービスを利用するにあたり、どれだけ安い金額で満足できるサービスを利用できるかは重要だと思います。
コスパで考えるなら、audiobook.jpの方が、お得だと思います。
理由はaudiobook.jpは月額750円で、約1万作品が聞き放題だからです。
ではAudibleはどうかと言うと、簡単に説明すると月額1,500円で1冊の本を読めます。
※具体的に説明するとAudibleでは「コイン制度」のシステムを導入しており、ひと月に1コインを付与され、そのコインを使って購入します。
サービス名 | 月額料金 | サービス形態 |
---|---|---|
Audible | ¥1,500 | コイン制 |
audiobook.jp | ¥750 | 聴き放題 |
以上から、「audiobook.jpの方が安いし聴き放題だし、お得じゃん。」と思うはずです。
「安い金額でより多くの作品を聴きたい」と思っている人なら、audiobook.jpをお勧めします。
とはいっても、全ての点においてaudiobook.jpが優れているわけではありません。
その点を比較するために、料金やサービス形態以外の細かい点も説明します。
2. アプリの使い勝手はどちらもいい感じ
Audibleもaudiobook.jpも購入した作品は、それぞれ専用のアプリケーションから聴くことができます。
実際にアプリで聴いてみて、ナレーションの聞き取りやすさやアプリケーションの使いやすさなどを比べてみましたが、どちらも満足できる品質だと感じました。
アプリの使い勝手について
では、それぞれのアプリを使用して感じた違いについて述べていきます。
//ナレーション
どちらも聴き取りづらいとは、感じないナレーションでした。
聴いていて音が飛んだり、言葉が聞き取れなかったりなどはありません。
ただ、人気声優や芸能人のナレーションが豊富なのはAudibleなので、ナレーションする人にこだわりたいと思っている人は、Audibleがオススメです。
また、どちらも聴き流しの時間をタイマーで制御する機能や、スマホをロックした状態でも音声を聴くこともできます。
//音読の速度調整
音読の速度調整は便利な機能ですが、これはどちらにも備わっています。
例えば大事な個所を聴きたい時はゆっくりスピードを落とし、2回目に聴くなどの場合は速いスピードで聴くことができ効率的です。
どちらのアプリでも、0.1倍速ごとの調整が可能で自分の好みに合った速度を選べます。
[Audible]
[audiobook.jp]
//書籍の図表について
書籍の中には、表やグラフなどの図表が掲載されているものもありますが、audiobook.jpではアプリでダウンロードしてすぐに見ることができます。
Audibleでは、購入画面に掲載されているURLにアクセスしてみる必要があるため、少し手間がかかります。
以上のように細かい点の違いはありますが、作品を聴く上では大きな違いはありません。
しかし、個人的にはaudiobook.jpの方が図表のダウンロードは楽だったので、図表が多めな作品を読む場合は、こちらの方が利用しやすいと感じました。
最後に、作品数についても比較していきます。
3. 作品のラインナップはaudiobook.jpでも問題ないが、Audibleの方が多い印象
「聞き放題で料金も安いけど、聴きたい本が少なければ意味ないよね?」と思う人もいるはずです。
作品数については少しややこしいですが、日本書を限定にすればどちらも約1万冊くらいです。
作品数は、以下のようになっています。
サービス名 | 作品数 |
---|---|
Audible | 約34万冊 |
audiobook.jp | 約2万3千冊 |
圧倒的にAudibleの方が多いと思われますが、 Audibleの作品はほとんどが洋書を占めています。
日本書の数は約1万冊くらいです。
また、audiobook.jpも聴き放題プランで読める本は、約1万冊くらいだそうです。
「月額会員」のプランに入れば、2万3千冊を聴くことができます。
洋書好きならAudibleですが、オーディオブックを初めて利用する人ならaudiobook.jpでも十分な作品数だと思います。
Audibleとaudiobook.jpのメリット/デメリットのまとめ
比較してきた内容を踏まえ、Audibleもaudiobook.jpのメリット/デメリットについてまとめていきます。
Audible
~メリット~
- 幅広いジャンルの作品を、取り扱っている
- 解約しても購入した商品は、聴き続けられる
- 人気声優や有名人が、ナレーションしている作品が豊富
~デメリット~
- audiobook.jpと比べれば、月額費用が高い
- 作品中の図表を確認できない、または見るのに手間がかかる
audiobook.jpと比べると、月額費用が高い割には1冊分しか無料で読めないと感じるかもしれません。(有料で他の作品も購入はできます。)
ただ、1,500円は書籍1冊分の値段くらいだと思うので、毎月1冊の本を買う感覚とほぼ変わりないです。
また、購入したら自分のものになるので、ずっと聴き続けられます。
audiobook.jp
~メリット~
- 安い月額料金で、聴き放題
- 作品中の図表を、すぐに見ることができる
~デメリット~
- 聴き放題を解約したら、期間終了後にどの作品も聴けなくなる。(聞き放題以外のプランなら、聞き続けられるものもあります。)
- 小説やラノベなどのジャンルが少ない
- 聴き放題の作品が、比較的古いものばかり
コスパはaudiobook.jpの方がいいですが、本を多く読んでいるユーザーにとっては読み放題の対象作品だけだと満足できない場合もあります。
audiobook.jpはあまり本を読んだことのない人や、オーディオブックを初めて利用する人に特にオススメのサービスです。
実はAudibleとaudiobook.jpの両方体験したほうがいい理由とは?
ここまで両者を比較してきましたが、よりお得に利用する方法をご紹介します。
それは、audiobook.jpでいろんな本を聴いていき、有料だけど読みたい本が見つかった場合は、Audibleの無料体験で手に入れる、というやり方です。
このやり方だと、audiobook.jpの読み放題作品が限られているという欠点をAudibleで補えます。
(読みたい本が見つかっても、Audibleで取り扱っていない場合もありますが、、、)
反対に、Audibleから始めると、audiobook.jpの無料体験で聴けた作品をAudibleで購入してしまう可能性もあるので、audiobook.jpの無料体験から始めることをおすすめします。
[お得なやり方のステップ]
- audiobook.jpで30日間の無料体験をする
- Audibleで30日間の無料体験をする
- 気に入った方のサービスを、継続して利用してみる
Audibleもaudiobook.jpも無料で始められるので、仮にサービスに満足できなくてもノーリスクです。
サービスに満足できれば、どちらのサービスを継続して利用するかは、あなた次第です。
また、少しでも「このサービスは自分には向いていないな」と思ったら、簡単に解約することができます。
2つのサービスの簡単な解約方法は以下の記事を参照ください。
[Audible]
[audiobook.jp]
この機会にオーディオブックで本を聴く生活を、取り入れてみましょう。
以上で、Audibleもaudiobook.jpの比較について説明を終わります。