イライラちゃんとドキドキのブログ

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100年の人生を元気に生きるための秘訣 ~人生成功のコツとは?~

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「今後の将来に不安がある」

「何を正しいことだと思って人生を生きていけばいいのかわからない」

 

そんな悩みを抱えている方は、人生の軸となる考え方として、「さんかく」を意識してみてはいかがでしょうか。

今回の渋谷区ニュースは渋谷区名誉区民に顕彰された元卓球選手の松崎キミ代(まつざき きみよ)さんのインタビュー記事から紹介します。

 

このブログを読むことで、今後の将来に不安を抱いている人が、何を基準に行動していけばいいのか?明日からどう行動を変えていけばいいのか?を発見する助けになればと思います。

今から生まれる人たちは、平均寿命が100年以上あると言われています。

長い人生の中で、自分なりの基準を定め、その基準に沿って行動を起こせるようになることが幸せにつながるはずです。

 

 

 

人生を元気に生きる秘訣を、松崎キミ代さんから学ぶ

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最初に、松崎キミ代さんのインタビュー記事の内容をご紹介します。

 

父親に卓球を反対された学生時代

小学5年生の時に卓球の魅力を知った松崎さんは、中学生で卓球部に入った時に父親から猛反対をされたそうです。

松崎さんの実家は酒屋で、もともと酒屋の手伝いを行っていた松崎さんが、卓球の練習によって手伝いができなくなってしまうからです。将来は家業を継ぐのが当たり前だと父親から思われていたため、最初は卓球をするのはあきらめようと思っていました。

しかし学校の先生が、松崎さんの卓球の才能を見込み、反対するご両親を説得したおかげで、中学・高校でも卓球を続けることができただけでなく大会で結果を残すこともできました。

 

大学進学時も父親の反対を受けたものの、卓球の強豪校に進学し、大学2年生の時に全日本選手権で優勝をしました。

反対はされたものの、卓球の道を選ばせてくれたご両親に、優勝という形で感謝を伝えられることができたと話されています。

 

アウェーの試合会場で得た喜び

印象に残っている試合について尋ねられた際に、松崎さんは昭和36年に北京で開催された世界卓球選手権大会を挙げました。

当時は日本と中国の国交が正常化していない中での大会で、日本人選手はアウェーの状態で試合をしていました。しかし、女子シングルスの準決勝でハンガリーの選手との試合が接戦だった際に、中国の大観衆の中から松崎さんを応援する声が聞こえてきたのです。

試合は負けてしまったのですが、試合後に相手の選手に握手を求めると観客席から温かい拍手が湧き起こったそうです。

 

また、中国の周恩来(しゅう おんらい)首相が主催の送別会で、首相から以下の言葉をいただき、嬉しさを感じたそうです。

松崎さん、あなたは中国人民に深い印象を植え付けました。負けても1番です。勝ったときもおごらず、負けてもくじけない。この風格を中国のスポーツ選手は学ばなければなりません。

 

松崎さんはこの出来事を振り返り、スポーツは勝ち負けだけでなく、マナーや精神も大切であることを改めて実感したと話されていました。

 

渋谷区栄誉区民に表彰されて

近年では卓球人気も高まっており、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でさらに卓球界が盛り上がることを期待されているそうです。

将来的には渋谷からも世界で活躍する卓球選手が出てきてくれればと思い、そのためにできることがあれば役立ちたいと話されていました。

 

 

人生を元気でいられる秘訣について ~「さんかく」とは?~

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松崎さんの人生の大先輩から、元気で長生きするための秘訣として教えてもらったのが「さんかく」とのことです。

 

さんかく」とは、

  • 字をかく
  • 汗をかく
  • 恥をかく

 

これは歳を重ねても頭と体を動かし続けることが大切である、とのことです。また、間違ったり失敗したりして落ち込んでも、いくつになっても好奇心を持ち、いろいろな場所へ出かけたり、人と話したりして人生を楽しみたいと話されていました。

 

 

「さんかく」考えは、どの世代にも重要なこと

この「さんかく」の考え方は、何歳になっても人生を豊かにするための軸となる考え方だと思いました。その理由についてそれぞれ以下に説明します。

 

字を書く

コミュニケーションの1つの手段である文字を書くことは、自分の意見を伝える、言葉で人を行動させるための大切なスキルです。仕事にだけに活用できるスキルではなく、人間関係を構築する上でも活用できるため、何歳になっても必要なスキルだと思います。

どのように伝えれば相手に届くのか?を考え続けることで、常に相手の立場に立って考える習慣も身に付きます。

文字を書くスキルを身に付けたいなら、趣味の範囲でブログを始めてみるのがいいと思います。

 

汗をかく

運動は体の健康のために大切ですが、寿命が延びている昨今では、定年を迎えた後も働き続ける時代が訪れる可能性が高いため、より重要となってくると思います。

働かなくなったとしても退職後の老後生活を快適に過ごすためには、健康を損ねないのがベストです。また、運動は体を鍛えるだけでなくメンタルにもいい影響をもたらすので、辛いことが起こっても乗り越えることができます。

長い人生を楽しむために運動は必要なので、ウォーキング程度の運動でいいので生活の一部に取り入れてみましょう。

 

恥をかく

年齢にとらわれず挑戦し続けることや、常に新しいことを学んで成長していくことは大切です。無謀な挑戦をしろと言うわけではなく、挑戦し続けるということが大切なのです。なぜなら、成功している人は成功率が高いのではなく、挑戦回数が多いからです。失敗を恐れず挑戦し続けることで、変化の速い今の時代に負けない生き方を手に入れられると思います。

 

この考えの参考となった動画をご紹介します。

1人でお金を稼ぐための役立つ情報を、ブログやYouTubeTwitterなどで発信をしているマナブさんという方の動画です。これはお金を稼ぐことをテーマとした動画ですが、恥をかくことと一致している部分があると思います。

動画では1か月に1回、新しい挑戦をしてみることを紹介しています。新しい場所に行く、初対面の人に合う、新しい趣味をやってみるなどの小さい事でもいいので、何かを始めてみるのです。

www.youtube.com

 

 

 

最後に

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スポーツ選手は多くの失敗や挫折を経験すると思います。それでも、松崎さんのように何十年も卓球を愛し続けられることは素晴らしいことだと思います。

どんな状況になってもやり続けようと思えるものが1つでも見つけられた人は、今後の人生でどんな逆境が襲ってきても、幸せを感じて生きていくことができるのだと思います。

 

好きなことが見つからないという人は、自分がどのような出来事に心の底から幸せを感じるのか?自分はどんな時に不快だと感じるのか?を意識して過ごしてみてはどうでしょうか。

好きなことの見つけ方に関しても、マナブさんが動画で解説しています。重要なことは、嫌いなことから逃げるということです。こちらの動画もご覧いただければと思います。

www.youtube.com

 

 

渋谷区ニュース

[記事URL]

https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/com/shibuya_news20200115all.pdf

[発行] 渋谷区

[編集] 広報コミュニケーション課

[No] 1428