イライラちゃんとドキドキのブログ

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子供が興味を持つものを知りたいなら、初期投資は低く、多くの体験をさせるべきという話

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有名なスポーツ選手や演奏家は、子供のころから継続して練習を重ねてきて成果を出しています。

それは、自分自身がそれを好きだと思っているから、何年も続けることができているのです。

 

だから、「自分の子供にも継続して努力できる何かを見つけてあげたい」と思う親は多いはずです。

今日はそんな親にとって子供の長所を見つけるための記事です。

 

子供が興味を持つものを知りたいなら、以下の3つについて意識してみてください。

・体験させるための初期投資を低くする

・なるべく多くのジャンルを体験させる

3回「辞めたい」と言ったら辞めさせる

以下に詳しく説明します。 

 

※メンタリストDaiGoさんの「子育ては心理学でラクになる」という本からの記事となります。


子育ては心理学でラクになる

 

 

 

体験させるための初期投資はなるべく下げる

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音楽やスポーツは教室に入れさせたり、楽器やスポーツ用品を購入したりする必要があり、始めるためにはお金がかかります。

せっかく高いお金を払っても、子供が途中で「辞めたい」といってしまっては無駄になってしまうこともあります。

なので、いきなり高いお金を払って体験させるのではなく、低コストで子供の興味を探る方法をとるべきです。

 

具体的な方法として、

  • 絵などの芸術作品に興味があるかを調べたいなら、美術館に行く
  • 音楽に興味があるなら、演奏会を見に行ったり、レンタル楽器で演奏させたりする
  • スポーツに興味がありそうなら、お金を払って教室に通わせるのではなく、地元のスポーツチームの見学に行く

 見に行くだけでなく、実際に体験させてみないと興味を持つか分からないと思った場合でも、高いコストを払わずに体験させる方法を考えてみましょう。

 

 

なるべく多くのジャンルを体験させる

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自分がスポーツをしていた場合は、子供にもスポーツをさせたいと思う人が多いと思います。

しかし、子供がどのジャンルに興味を持つのかはわからないため、音楽、絵画、ゲーム、スポーツなど様々なジャンルを体験させてみましょう。

多くのことを体験させるには、お金がかかり大変だと思うかもしれませんが、前項で取り上げた初期投資を下げる工夫をすれば、少ないコストで多くの体験をさせることができると思います。

 

多くのことを体験させた中で、子供が「これをやりたい」と言ってきたものだけをやらせてあげればいいのです。

やりたいと言ってこなくても、興味を持ったものは近づいたり目を輝かせたり反応するので、新しい体験をしているときは子供の反応をよく見てみましょう。

 

 

3回「辞めたい」と言ったら辞めさせる

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子供が興味を持ったことをやり始めると、どこかで辞めたいと言い出す時があります。

理由は、どんなに好きなことであったとしても、続けていくうちに「上手く演奏できない」「上手に描けない」「試合に勝てない」などの壁にぶつかり辞めたいと思ってしまうことがあります。

 

しかし、そのまま辞めさせてしまったら、その壁を乗り越える努力もせずに本当に好きなことから手を放してしまい、もったいないです。

なので、子供が辞めたいと言ってきた際は、3回言うまで辞めさせないことです。

 

子供が最初に辞めたいと言ってきたときは、辞めたいと思った理由を聞いて壁を乗り越えさせるためのサポートをしてあげることが大切です。

もう一度辞めたいと言ってきたときも、「もう少しだけ頑張ってみよう」と言って励ましてください。

それでも、辞めたいって言ってきたときは、きっぱりと辞めさせてほかの興味を持ったことに取り組ませてあげるのです。

 

 

[最後に]

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自分も子供の頃は、アニメや漫画の影響を受けてスポーツやゲームをやってみたいと親に言ったことが何度もありました。(長続きしないことが多かったですが)

今振り返ると途中でやめてしまう原因としては、なかなか上達しないことのほかにも人間関係の問題などもあったと思います。

 

そうした壁にぶつかったときにほとんど辞めてしまっていましたが、そうした時の対処をきちんと逃げなければ本当に好きなことも見つけられていたのかなとも思います。

子供に対してだけでなく大人になっても、これからの人生で新しい体験をした時には今回紹介した判断基準で決断してもいいかもしれません。

(まあ例えば、会社は3回以上辞めたいと思ったら、辞めていいというかと言われれば、微妙なところだと思いますが。。)

 

 

[本の紹介]

タイトル:子育ては心理学でラクになる

著者:メンタリストDaiGo

出版社:主婦と生活社

 


子育ては心理学でラクになる