猫の鳴き声が意味することとは?7種類の鳴き声はどんな気持ち?
「猫ちゃんが鳴いている時って、どんな気持ちなのかな?」
「う~ん、わからない。(カメに聞かれても、、、)」
というわけで、今回は猫の鳴き声が意味することについてご紹介します。
参考にした書籍は、ねこのきもちという雑誌の付録?の「ねこのしぐさ鳴き声事典」からになります。
猫の色々な種類の鳴き声が意味することとは?
猫が人に対して鳴く時は、鳴く相手を見分けています。
例えば、ウチの猫は母親にはご飯をねだって鳴きますが、自分には鳴きません。
普段は母親がご飯をあげているからですね。
なので、これから紹介する鳴き声が
「他の人にも同じように鳴いているのか?」
「自分にだけにしか鳴いていないのか?」
に注意しながら読んでみると、より猫の気持ちがわかってくると思います。
猫の鳴き声の種類
今回紹介する猫の鳴き声は以下の通りです。
~猫の鳴き声~
1.「にゃ~」の鳴き声の意味
「にゃ~」は「お世話してほしい」という気持ちです。
「お腹がすいた」「遊んでほしい」「外出しないで欲しい」など飼い主さんへのリクエストの意味合いが含まれています。
また、求めていたリクエストを叶えてくれなかった時に、不満を表すことにも使われるようです。
2.「しゃー」「ゔ~」の鳴き声の意味
これは、シンプルに怒りや不安、恐怖などの気持ちを意味しています。
この鳴き方をしているときは相手を警戒し、距離を取ろうとしています。
よく猫同士の喧嘩で使われますね。
また、おもちゃで遊んでいる時や、ご飯を食べているときに「ゔ~」となく際は、「近づかないで欲しい」という気持ちがあるようです。
自分の獲物や餌に触れてほしくないのでしょうね。
3.「にゃ」の鳴き声の意味
この鳴き声は、ちょっとした挨拶を意味します。
飼い主さんに話しかけられた時や、一緒に飼っている猫同士で使うようです。
主に「どうしたの?」「調子はどう?」などの意味が含まれています。
もともとは鳴き声で会話する習性はなかったようですが、人と生活していく中で鳴き声で表現するようになったとのことです。
4.「あおーん」「にゃおーん」の鳴き声の意味
主に猫の発情期の際に、よく耳にする鳴き声です。
交尾の相手を探すために鳴く以外にも、飼い主さんに対して「ここにいるよ」と自分をアピールする目的でも使われるようです。
自己アピールに関連した内容では、飼い主さんが見えなくなって不安なときに、飼い主さんを探すためにこの鳴き方で鳴くときもあります。
5.「にゃにゃにゃ」の鳴き声の意味
これは、興奮して驚いたときの鳴き声です。
普段と異なる出来事に遭遇したときに、びっくりして鳴いてしまうようです。
例えば、人のくしゃみや掃除機などの突然大きな音が聞こえた時です。
子猫が母猫に、異変や危険を知らせる鳴き声との関連があるそうです。
6.「うにゃにゃ」「ぺっ、ぱっ」の鳴き声の意味
短く小声で発せられるこの鳴き声は、誰に対して発したものではなく、ひとりごとに近いものです。
「うにゃにゃ」は、主にリラックスしているときに、「気持ちいな」ということを意味します。
「ぺっ、ぱっ」は、主に遊んでいて興奮している時などで「よしっいくぞ!」という意気込みを表します。
猫もひとりごとを言う時もあるのですね。
7.「サイレントニャー」の鳴き声が意味する事とは?
最後に、「サイレンニャー」という鳴き声を紹介します。
これは、口は鳴いているように見えて、鳴き声が聞こえない鳴き方です。
「サイレンニャー」は実際には鳴いているようなのですが、人間には聞こえない周波数だから聞き取れないようです。
この鳴き方は子猫が母猫に対してよくやるそうで、飼い主さんに対してやるということは、信頼している証拠だと言われているようです。
以上で鳴き声が意味することの説明を終わります。
この他にも、猫のしぐさが表す猫の気持ちについての記事も、興味があればご覧ください。