部屋の片づけをしたら、1日でやる気が高まった話
部屋の片づけをしたら、1日でやる気出た話
今回は、やる気を出したいのなら最初に部屋の片づけをして欲しい、ということを伝えたいです。
物を捨てる必要はないので、とにかく見えない場所に物を隠してみましょう。
この記事を書こうと思ったのは、絶望的にやる気が出なかった日を経験したことがきっかけです。
何もする気が起きなかったのですが、部屋の片付けをしたら翌日から劇的に気分が変わったので、その話をします。
また片付けがどうして、やる気や集中力と関連しているかについても自分の考えを述べていこうと思います。
やる気が絶望的に出なかった日の話
一昨日の自分のやる気は、過去に例を見ないくらい無かったです。
だるさを感じてやる気がとにかく出ない。
とにかく、どんな行動もやりたくない気持ちでいっぱいでした。
何とか気力を振り絞ってその日行ったことは、
- 今月のブログの成果まとめ
- コンビニ行って税金払う
- オーディオブックを少し聞いた
これくらい。
あとは、だらだらSNS見たり、Youtubeで動画見たりしてました。
やる気が無かったので、SNSでツイート見ていたらインフルエンサーの人が集中できない悩みをツイートしていました。
集中力を上げる色々な方法を試しても、やる気が出ないからネットで方法を探しているという内容でした。
このツイートを見て、
「課題に対して色々試すし、ダメならネットでも情報収集しているし、この人の行動力はすごいなー。」
と思いつつ、
「自分は、集中力を上げるための方法を1つも実践できていない。」
と落ち込みました。
そのツイートで書いていた集中力を上げる方法の1つに、部屋の片付けがありました。
自分の部屋を見渡せば、ゲーム、本、ケーブル類、紙の書類などが散乱していて散らかり放題でした。
その日の寝る前に、
「今日は何もしてなかったから、せめて片付けくらいはするか。」
と思い、ごちゃごちゃしていた部屋を片付けて就寝。
すると翌朝から明らかに気分とやる気が高まっていました。
片付けして変わったこと
まず、どのように片づけをしたのかというと、ただ床に散乱していたものを見えないところに隠しただけです。
ゲームも本もケーブル類も書類も押し入れに収納しました。
そうしたら、次の日は以下の変化がありました。
- だるさを感じなかった
- 何かを行動しようという、やる気が湧いてきた
- 起きて体を動かしていても、苦痛さを感じない
「部屋の掃除だけで、こんなに変わるのかな?」と思いつつ、どうして片付けがやる気に影響するのかを考えてみました。
部屋の片づけと集中力との関連性とは?
部屋の散らかっていると、やる気が出ない理由は脳の疲労によるものだと考えられます。
脳が疲れ切っている状態と言うのは、仕事終わりで帰宅した状態と同じようなものです。帰宅してから勉強とかをしようとは思わないですよね?
あのやる気が出ない状態は、脳が疲労しているのです。
散らかっている部屋だと、視覚から得た情報を脳が無駄に処理してしまうのです。
私たちが思っている以上に私たちの脳は、視覚から得た情報を判断しています。
散らかっているものを見るたびに、脳は判断する度に脳はエネルギーを消費し、無駄に疲れていくのです。
例を挙げると、何か勉強をしている時にふとゲーム機が視界に入ると「ゲームやりたいな」って思う時があると思います。
その場合、勉強に集中していた思考は遮断され、ゲームについて考えてしまいます。
人は複数の物事に対して、短時間で集中を切り替えられるようにはできていません。
集中が途切れてしまえば、再度時間をかけて集中し直す必要があるのです。
また、散らかった部屋を見て「片づけないと」とか「あっ漫画も読みたいな」、「あの書類をすぐに処理しないと」などの色々な思考が湧いてくると思います。
それは、取り組んでいた作業とは関係ない思考が邪魔している状態であり、無駄に脳を働かせることになります。
散らかっているものに対して何か考えることと、勉強で問題を解くために考えることとは、同じ脳のエネルギーを消費する行為なのです。
人の考え事や思考の源の多くは「視覚」から得る情報です。
以上のことから、余計な思考をして脳を疲れさせないためにも、部屋はできるだけ何も無い方がいいと考えました。
何もない部屋では人は生活できない、なら1つだけある部屋なら集中できる!?
後で紹介する本に書いてあった、集中力と身の回りのモノとの関連性を調べたある実験についてご紹介します。
実験は、何もない部屋で数日間過ごしてもらう、という内容です。
衣食住はきちんと供給され、集まった被験者には「部屋に何もないこと」以外は自由に過ごすことができたのです。
この実験の参加報酬は高かったみたいで、多くの人が集まったようなのですが、ほとんどの人が実験開始から1日から2日で耐えられずにリタイアしたようです。
(中には精神的にかなりの苦痛を訴えた被験者もいたようです。)
この実験結果から、人は何もない部屋で生活することは難しいと分かると思います。
しかし、もしこの実験環境の部屋に1つだけモノが用意されていたら、それだけに集中すると思いませんか?
例えば、1冊の本が置いてあったら、その1冊の本を丁寧に読むと思います。
同じように、集中したい作業しか取り組めない環境さえ用意できれば、嫌でも集中できるはずです。
さいごに
今回の自分の経験から学んだことを極端に言うと、集中したいなら、「何もない部屋に集中させたいものを1つだけ置け」ということです。
例えば、ブログ書くのに集中したいなら、PC1台のみを机に置くとかです。
※さすがに1つだけに絞るのは難しいので、集中を邪魔しないものだけ置けばいいと思います。
また、これは部屋だけでなく様々な環境にも当てはまると思います。
例えばPCのデスクトップがごちゃごちゃしているは、部屋が散らかっている状況と同じです。
様々なアプリケーションが、脳の労力を奪っているのです。
だから、作業中は余計なアプリケーションは閉じて、デスクトップに表示されている余計なアプリケーションも隠しておきましょう。
最後にオススメの本をご紹介します。メンタリストDaiGoさんの本です。
やる気が出なくて悩んでいる人がいれば、是非読んでみてください。
2冊目の本は、計画を立てたけどいつも失敗してしまって、計画を立てるのが苦手という人に読んでもらいたい本です。
以上で片付けをしたら、やる気が出た話を終わります。