イライラちゃんとドキドキのブログ

読書や勉強に関することや、習慣や集中の方法などの記事を書いています。

勉強が続かない理由とは? ~渋谷区の「おもてなし講座」から学ぶ~

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今回の渋谷区ニュースは、「おもてなし講座」の講師を務めているクリストファー・クレングレンさんのインタビュー記事です。

 

おもてなし講座」では、東京オリンピック日本を訪れる外国の人との交流を促進するために、おもてなしの心に関することや、異文化コミュニケーション、または外国語についての授業を開催しています。

 

インタビューでは、クリストファーさんが初めて日本に来た時のことや、英語を教えることについての話をしていました。

 

今回は、インタビュー内容に加え、勉強との向き合い方についての自分の考えを話そうと思います。

 

それは、

「勉強はテストでいい点とるためだけに勉強するのではなく、その先のやりたいことを見つけるのが大切ですよ。」

ということです。

 

英語に限らず何かを学ぶことは、その先にある目的が明確あってこそ、楽しむことができるのだと学びました。

物事を継続させるためのヒントとなる内容なので、習慣化がなかなかできなくて悩んでいる人は、是非参考にしてみてください。

 

 

 

クリストファーさんについて

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クリストファーさんは、EF エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社という企業に所属しています。

この会社では、学生から社会人の留学サービスや、英語のオンライン学習プログラムなどを展開しています。

 

クリストファーさんは会社で働きながら、これまでに渋谷区と多くの関わりを持ってきました。

渋谷区が開催しているオリンピックに向けたイベントの「おもてなし講座」も、その内の1つです。

この他にも、「渋谷のラジオ」という渋谷の地域にスポットライトを当てたラジオ番組の司会進行役も担当していました。

そして、PR動画の制作協力や個展の開催など、幅広いジャンルで国内外に向けた発信活動をされています。

 

 

日本に来たきっかけとは?

クリストファーさんはスウェーデン出身で、初めて日本に来たのは学生時代に留学した時です。

多くの同級生がアメリカ留学を決断する中で、他の人とは違う経験をしたいという思いと、ご両親の影響によって日本への留学を決意しました。

 

日本についての知識がなく日本語が話せなかった中で、大阪に留学したのです。

当時は親元を離れた孤独感や、言葉が通じない相手とコミュニケーションに苦しみを経験したそうです。

しかし、その時にコミュニケーションを取るためのコツもつかみました。

この経験が、今の仕事の活動の根幹になったと話されていました。

 

 

大阪から、渋谷に住むことを選んだきっかけとは?

留学中に1度渋谷に遊びに行った際に、いつか住んでみたいと思ったのがきっかけのようです。

ただ、実際住んでみると、「遊びに来る渋谷」「住む渋谷」は違っていたのです。

賑やかな駅周辺を少し離れると、自然の多い公園などの静かな場所があることに気づいたそうです。

今では、仕事とプライベートでも、渋谷中心の生活になっているそうです。

 

 

英語を教えているのはなく、コミュニケーションの方法を教えている

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クリストファーさんは、「おもてなし講座」という、英語を教える講座の講師を務めています。

これは、東京オリンピックで海外の人たちとの交流が増えることを踏まえ、地域の人たちと交流を促進するための狙いがあります。

 

クリストファーさんは、英語を教えるのはなく、コミュニケーションの方法を教えることを大切にしているのです。

この点について、以下に詳しく説明していきます。

 

 

言語をマスターしなくても、会話はできる

授業を受ける生徒の人たちには、最初に「言語を完璧にマスターすることを目指すのが目標ではなく、挑戦をするための授業」だと言っているそうです。

 

英語はちゃんと話さないと伝わらないと思い込み、英語を毛嫌いしたり避けたりしている人たちの不安感を軽減し、コミュニケーションを取ることの楽しさを知ってもらうことに注力しているようです。

 

例えば、「ホテルはどこにある?」「トイレはどこにある?」などの質問は、身振りや手振り、表情などを加えれば相手に十分伝わると言います。

だったら、キーワードとなる単語を1つ覚えておくだけで、相手とコミュニケーションが取れます。

意思疎通の点からだと、多くの文法や単語を覚える必要はないのです。

 

日本に留学し、苦労をしてきたクリストファーさんの経験が伝わる授業内容だと思いました。

 

 

英語を習得した先に、どんな目標を立てるかが大切

クリストファーさんは、英語の勉強は楽しくないと続かないと言います。

英語を勉強すること自体を目的とするのではなく、それを使って何をするのか?と言う目標を立てるのが大切だと話します。

 

クリストファーさんの授業でも、生徒たちに自分の夢を英語で書いてもらっているそうです。

 

 

 

楽しむための目標がないと、勉強は続けられない

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渋谷区ニュースの記事を読んで、自分のことについて考えてみました。

 

ブログを初めて半年以上もの間、ほぼ稼げていないにもかかわらず100記事以上書いてきました。

その過程でWebマーケティングスキルや文書スキルを高めるための勉強をしてきましたが、結果が出ないにもかかわらず勉強することがそこまで苦しくありませんでした。

(実際は、勉強をサボっていた期間はあったと思いますが、なんだかんだで続いていました。)

 

多分、周囲の人たちに勉強しろと言われたり、身に付けておいた方が将来役立ちそうだからといった理由で勉強し始めたら、続かなかったと思います。

 

「読者の悩みを解決したい」「お金を稼ぎたい」という目標があったから続けることができたのだと思っています。

 

世の中には、知っておいた方がいい知識や、取っておいた方がいい資格が数多くあります。

それらを勉強したほうが将来のためだと、周りの人たちから言われることだって多いです。確かに言うとおりだと思います。

 

でも、本当に自分が望んでいる夢を明確にして、その夢に必要なスキルを身に付けることの方が、勉強は続けられると思いました。

 

皆さんが続けたいと思っている勉強は、本当に自分がやりたいと望むことでしょうか?

やりたいこと(好きなこと)と、やるべきことを一緒にしてはいけません。

 

身に付けた先の目標や夢が、はっきりと見えているなら苦しくても続けられるはずです。

今回のインタビュー記事は、そのことに気づかせてくれました。

 

 

渋谷区ニュース

[記事URL]

https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/com/s200415_1-3_web.pdf

[発行] 渋谷区

[編集] 広報コミュニケーション課

[No] 1434